’14年度活動の評価

 

1.「吹田在宅ケアを考える会(「吹田在宅ケアネット」に改称)」への

   参画:計画通り、研究会、世話人会とも、各2回開催された。

なお、活動は公開研究会のみで、当初目標の「在宅ケア」の促進に

は、まだまだ遠い現状であり、更なる推進策が必要である。前年に続

き、6月の世話人会で、組織強化の提案を、11月の世話人会では、

更に具体的な提案をして、今後1年間で「組織強化を図ることの

討」が決まって、各職種(在宅医・訪問看護ST.・薬局・ケアマ

ネ)312事業所宛のアンケートを実施。 今後1年間の検討の成果を

期待したい。

 

2.立花隆氏講演会:市立吹田市民病院との共催で、初めて日曜日の開催が

  できたが、生憎、市内のビッグイベントと日程が重複したこともあっ

  て、520名の入場(チケット販売627枚)と、これまでになく低調

  に終わった。

○良かった点:

    ①多くの方の評価が高かった(大変良かった・良かった:88%)

    ②吹田市民病院との初めての共催事業ができた。

    ③市民塾のPRができた。入会者4名、希望者6名。

   ○改善点:

    日程の慎重な検討。 

 

3.吹田がん情報コーナー:全国的にも珍しい市役所ロビーでの相談コー

 ナーではあるが、相談者が少ない事、情報提供という限界がある事、当方

 の面接技術の更なる充実が必要なことなどの改善点がある。一方、多くの相談者の方

  は話し合うことで納得・満足してお帰りになる面もある。今後継続できるよう一層の拡

  充が求められる。

  なお、市内のがん診療拠点病院の患者サロン拡充や保健所の相談コーナ

  ー設置などの動きもあり、市民の相談箇所が増える傾向にある。

 

4.ピアサポーター養成研修:述べ100名の方が受講いただいたが、事例

  研究会への参加者は少なく、実質的な増員につなげるには更なる進め方

  が必要である。 

 

5.第30回健康展への出展:出展が7年目となって、定着してきたように

  感じる。しかし、市民の中には、相変わらず情報不足で悩んでいる方が多い。

   今後一層の市民への情報発信が必要である。

 

6.ボランティアフェスティバル:文字通りのフェスティバル(お祭り)

    なので、やや違和感があるのは否めないが、情報発信はきめ細かな積み重ね

  が必要。 

 

7.公開講座:本年の、情報コーナー、PS研修などの中で、「がんになっ

  たら、あなたはどうしますか」という共通テーマで開催したが、参加者は少な

  かった。各講師の力の入ったお話を聞く事が出来たのは嬉しかったが

  折角の素晴らしいお話を、もう少し多くの市民に聞いて頂けないか、PRの方策

  の見直しが必要である。

  せめて会員の半数が聞いてもらえると良いのだが。

 

8.「吹田がん患者・家族会」・「吹田ひまわりの会(遺族会)」の

   活動展開:いずれも、参加者の増加が今後の課題である。

   情報コーナーなどを通してのお誘いなどの工夫が必要。

9.その他:会員数が増えない事、行事への参加が少ない事 は、古くて新し

  い課題。新リーフレット、クリアファイルができて、効果的な広報が強

  化された。

                               以上