Ⅰ.‘19年度活動報告と評価 (’19.3.1-‘19.2.29)

 ○方針(上段)、活動(中段)、評価(下段)

(1)公開講座の開催。

年間の共通テーマを「医療者と患者のよきコミュニケーションを図るには」として3回、計画・実行。(会場:デュオ)

第1回:7月14日(日)前田一石氏(ガラシア病院ホスピス医長)       32名。(会員:17名、会員外:15名)

第2回:10月27日(日)済生会吹田病院がん診療室  

                                   18名。(会員外:3人)

          東  秀彦氏(MSW・認定がん専門相談員)

          池末 マミ氏(乳がん看護認定看護師)

第3回:2月24日(振休)三輪 真由美氏17名。

             訪問看護認定看護師・介護支援専門員

             (株)ジャスティス・リード・ケアセンター

評価:がん患者・ご家族とお話しをする中で最も強く感じることを

 年間テーマに取り上げた。ご参加頂いた皆さんの評価は高かったが、参加者の更なる増加策が必要。

 

(2)ピアサポーター研修の実施。

11月10日()10~16、デュオ、7名

午前:講義・DVD、午後:事例研究

振返り:7.13(土)、  2.15(土)、10:0012:00

評価:対象を内部のみとしたこともあって、参加者が7名と少なかったのが残念だったが、毎年の実施の必要性を感じた。

 

(3)患者・家族さんとの交流促進(4か所)

吹田がん患者・家族会:11回70名(前年度:86名)。

吹田ひまわりの会(ご遺族の会):11回48名(59名)。

吹田がん情報コーナー:23回33件(33件)。

がんサポートカフェ:11回(1回祝日にて休み) 79名参加

南千里がんサポート:12回 4名(4)

おしゃべりサロン(*):9回(1回FFJCPにて休み 2回コロナ

             にて中止)99名参加  

計 333名

<おしゃべりサロン>

323日 「食欲のない時の工夫」  管理栄養士竹内由紀さん

427日 FFJCP参加して学んだこと 潮田(ゲノム医療について) 半崎(災害)

525日「今を生きやすく~片づけの工夫」遠藤さん一般社団法人くらしと片づけ研究所 

622日 私の体験 患者、家族の立場から   

「元気をもらえる患者さんトーク」”ババリン まえまえ”さん   

727日 海外の介護 緩和ケア イギリスホスピス(ppで紹介) 半崎

824日 「在宅医の先生との交流会」(90分) 中村幸生先生

928日  簡単な手話 吉本芙美子さん

1019日 「もしバナゲーム」してみませんか? 藤井円さん(フリーケアマネ)

11月30日 「ママのバレッタ」絵本朗読 吉田羊子さん

京都 乳癌 ピアサポートサロン~fellows~代表「大切な家族、友人ががんになったら?」

1221日 「癒しのお花で楽しいひと時を」井上真澄さん  「和」なごみ代表

125        休み

229        中止

評価:

〇南千里がんサポート:後半、テーマカフェなど新たな取り組みを行い、ブログで紹介。

会員同士の学びとなった。今後、周知され、参加者・相談者の方に来ていただける場と

したい。

〇患者・家族のお見えが増えない。年2,500人のがん罹患者(推測)の多くの方が、

大きな不安や悩みをお持ちと推察。皆さんの良き相談者として、必ずお役に立つはず。

多くの相談者がお見えになるような新たな取り組みが必要。

〇おしゃべりサロン:開催1年半終え、患者・家族会、ひまわりの会の合同で始めたこと

 で会話ができるようになったと感じます。

 

(4)「吹田ひまわりの会」(遺族の会)の活動展開

前項参照。

評価:嬉しかったこと、楽しかったこと、落ち込んだことなど、同じような体験をした者

  同士、思い切りお喋りして笑って・・・。もっと多くの人に参加してほしい。

 

(5)吹田市行事への参加:

  健康展:9.7()PM,8()AM,PM 89名に。

・実行委員会(5.23(6.23)(7.24)(10.1)

・健康展助成金会議:11.28.14~15:301.23. 2.21

  男と女のフェスタ:2.2  南千里 24名。

評価: ①健康展:会場の変更もあって、来場者が少なかった。新企画の検討が必要。

  男と女のフェスタ:会場が8階、来場者は24人と少なかったが、ゆっくりと深い話ができた。

 

(6)効果的な広報を更に充実して、会員増に結び付ける

会報「ひろば」の発行(第30号~32号)

○リーフ、ピアサポーターチラシの更新。各種催事でのリーフ等の配布などを行った。

評価:新リーフ・チラシなどの配布を行ったが、会員は、思うように増加しない。会員増は

永遠の課題ですが、新たな方策の模索が必要。

 

(7)「吹田在宅ケアネット」に参画、会員制に組織を改革したのを機に、一層の活性化を図り、医療者の技術の向上と吹田地域の「在宅ケア」のネットワークとシステム化の推進に注力する。

○第24回研究会:4.20(土)14:0016:00 市民病院。   (6人+3人参加)

「みんなで考えよう!私たちの街の在宅ケア」(担当:小澤)

○世話人会:627(木)18:0020:00市民病院   (小澤・半崎)

○第25回研究会: 10.27() 14:0016:00岡村さんから2事例。市民病院

(6人+3人参加)

評価:計画通り、研究会は2回開催された。

‘16年9月に会員制となり、約100名の組織でスタート。目的(医療者の技術

力向上及びネットとシステムづくり)に向かって進めることが必要。

(市民塾からの世話人:小澤・半崎)

 

 

(8)吹田市のがん対策計画への積極的な提案

○吹田市地域医療懇談会の傍聴と感想・意見書提出。(小澤)

   6月 19日(水)14:0016:00市役所。

10月 9日(木)14:0016:00市役所。(山本)

11月28日(木)14:0016:00(作業部会)市役所。

 2月13日(水)14:0016:00市役所。

評価:新組織(健康医療部)が‘16年4月に発足したが、「在宅ケア」に注力、「がんに特

化しない」とされ、がん対応の具体的な進展が見られない。本年4月の中核市移行を

機に総合的ながん対策推進が必要。なお、審議会への市民の参画が進まない。

 

(9)「がんの予防と早期発見」の情報発信

「健康展」でのPRなどで。

評価:国、府の重要テーマで、市民塾の目的の一つでもあるが、市民の関心は低い。それだ

けに、地道な活動の継続が必要。

 

(10)外部活動の充実:大阪がん患者団体協議会。各種セミナーへの積極参加。

(参画)

  大阪がん患者団体協議会(小澤)

3.13 18:0020:00総会

6.9 13:3016:40第3回講座,大阪国際がんセンター

6.12 1820.定例会

12.8 13:3016:30 第4回講座「がんサバイバーシップ支援への新しい道を探る」

(シンポ)(シンポジスト、小澤)

12.14(土)1820,定例会

  吹田市民共同学習センター:3.11:0015:00パネル展(南千里)

  ラコルタ:

3.22(金)13:2015.00利用者懇談会(小澤)

12.20(金)13:3015:30。利用者懇談会兼団体交流会(潮田)

  豊能医療圏がん医療ネットワーク協議会「がん医療公開講座」:2.8(土)14:0016:30

(千里ライフサイエンスセンター、340名)(パネリスト:小澤)

  がんとも:

5.12(日)12:0014:00「がんとも」交流・講座(在宅介護)、(6名)

6.9(日)14:0016:00「がんとも」勉強会・サロン

「納得いく療養のために~遺族の想いは」

            (大阪南医療センター患者支援室長・萬谷和宏氏)

・講演会「がんゲノム医療を知ろう」12.14(土)13:0016:30天満研修センター5名)

  中山講演会補助金報告 4.13(土)13,ラコルタ(小澤)

  8.24,10:2535吹田市社協「ボランティアグループ紹介」総合福祉会館(小澤)

2.26,1617 吹田市社協:CSWの10名の方に、市民塾の活動紹介を。(小澤・半崎)

  PEACE研修で講演:(小澤)

9. 8(土)20分。淀キリ病院

9.14():9:30~15分。市民病院

11.30():15分。済生会吹田病院

  12.15(日)13:5016:30「生きることを考えよう」(京都アスニー)(半崎)

   1.2526.FFJCP研究会(東京)(半崎・田内・潮田)

 

(一般参加)

  3.16(土)第24回関西がんチーム医療研究会(小澤)

  3.18(月)大阪がん対策推進委員会、国民会館(小澤)

  3.21(祝)「がんとも」公開講座。大阪国際がんセンター(小澤)

  4.6(土)医療後援会「がんとの共存、ホテル・モントレ」(小澤)

  5.5(祝)日本外科学会第45回市民講座「最前線のがん治療」(小澤)

  5.18(土)「大阪・神戸にもマギーズをつくりませんか?」(西宮)(小澤)

  5.29(水)淀キリ・「学ぶ会」(小澤)

  6.12(水)映画「がんと生きる 言葉の処方箋」(七芸)5名

  「がん哲学外来」6.19(スベンソン)6.28(あずまや) (小澤)

  7.1820.第17回日本臨床腫瘍学会PAP(京都国際会館)  (6名)

  8.24.第17回がん政策サミット(CPsum)(東京) (小澤)

  9.27訪看ST.「おえかき」(小澤)10.3(半崎)

  10.26「京都乳がんサポートサロン」(京都府旧議事場)(半崎)

  11.8()大阪オンコロジーセンター(小細胞がん)(小澤)

  11.17(日)J-PALSセミナー「想いがもっと伝わる方法とは」(小澤)

⑯ 11.20()就労研修会「がん患者と共に働く」(大阪市立総合医療センター)(小澤)

⑰ 11.23()「がん医療が変わると、がん患者も変わるねん!」ブリーゼプラザ(小澤)

⑱ 12.2(月)「ナショナルセンター市民健康講演会」国立循環器病センター(小澤)

評価:近くで、無料(又は、安価)の有益な講座の開催が多い。それらへの紹介等も含め、

日常の会員さんへの連絡方法として、「会員ML」を持っているが、参加者が少ない。

多くの参加者を期待したい。

 

 

(11)例会の開催,

19.3.1現在の会員:80名 ⇒ ’20.3.1:74名(6名減)

今年度新入会:5名。

毎月1回開催:報告、協議、研究、予定確認等。11回。デュオ。118名。

19.5,吹田市社協の助成金、不調。

6.23,1011:30,中村先生面談(小澤、半崎)

評価:例会への参加者を増やす工夫が必要。