吹田市地域医療推進懇談会            (2月20日)

 

2月19日14~16時、吹田市立保健センターで開催。傍聴させていただきました。

 

1.案件1「かかりつけ医等の定着促進に関する市民啓発のあり方」: 

 

1)論点(1

 

  ⓵これだけのテーマになっているのに、「かかりつけ医とは」の定義がされ

   ていないのは、不思議。まず、キチンとした定義をしなければ、前に進み

   ません。

 

  ⓶「かかりつけ医」に該当するのは、多分、専門医(*)を除く内科医が主

   体になるかと。(*)整形・皮膚科・泌尿器科・精神科など。

 

  ⓷定義を見たうえで、ご希望の方には「かかりつけ医」名称を冠する「認証

   制度」は如何でしょうか。なお、医師の皆さんは、その基準を満たすよう

   に努力をして頂く。

 

  ⓸「かかりつけ医」の名簿(委員からご意見も)には、自己PR、得意分野な

   どを簡略に記入して、公開する。

 

  ⓹メリット(分かりやすい表現で):(例:私案)

 

   ・気楽に何でも相談できる。

 

   ・総合的な健康管理をして、早期な対応で、病気の予防や重くなる前の手

    を打てる。

 

・高齢者の皆さんには、特に効果的。

 

   ・必要に応じて、専門医療機関(大病院、専門病院)への紹介を。

 

   ・看取りまで。

 

 

 

(2)論点(2)取り組み方:

 

  上記の「定義」「名簿」ができたのち、リーフレット、ポスター、市報等、

  総合的PR策を。

 

 

 

2.作業部会報告:(ACPの、今後について)

 

 ⓵「知ってみようver」では、「人生会議」の趣旨が全く伝わらない。「やって

  みるverで、考えるべき。そのためには、「人生会議ノート」を作成(木澤

  報告書をベース)、現場の医療者(医師・看護師等)が話し合いながら作

  成。

 

 ⓶具体的な進め方:

 

  Aパターン:病院での手術・入院時の「私の意思決定書」(名称は別途)を書

        くときに、希望者(又は、一定の基準)と話し合って。一定期

        間ごとに話し合いを重ねる。記録を保管)

 

  Bパターン:病院(診療科、医師単位)で、希望者を募って、実施。

 

  Cパターン:希望の在宅医が実践。                以上 

 

「がん医療公開講座」~よく分かる大腸がんのこと~(2月9日)

2月8日(土)14~16:30、千里ライフサイエンスセンターで、豊能医療圏がん医療ネットワーク協議会主催で、開催。定員300名に420名がお申し込み。急遽、補助いすを出して420名に。それもほぼ満席‥。

 

まず、鳥越俊太郎氏が「がんと共に生きてみて」と題して、軽妙な語り口で、ご自身の4回のがん手術の体験を。その中から、がん検診の大切さを説き、免疫力向上にための心得(禁煙、食事、運動など)を。

 

パネルディスカッションでは、各10分の持ち時間で、⓵「大腸がんを世界から豊能医療圏まで、いろんなスケールで見てみよう」(大阪国際がんセンターがん対策センターの宮代所長)⓶「知って受けようがん検診」(吹田市健康医療部保健センターの幡中主査)⓷「大腸内視鏡による早期発見・早期治療」(市立豊中病院消化器内科(兼内視鏡)の西田部長)⓸「手術と早期回復」(市立池田病院消化器外科の太田主任部長)、最後に私が「吹田ホスピス市民塾の活動について」を。時間がタイトで、十分なことが話せないきらいがありましたが、聴衆の皆さんにとっては、短い時間で、それぞれのエッセンスを聞けるというメリットもあった?

 

鳥越さんの知名度に支えられた点はあったのでしょうが、がんに対する市民の皆さんの関心の高さに改めて感じるとともに、こうした催事を多く実施することの大切さを強く感じました。

 

女(ひと)と男(ひと)のフェスタ2020inすいた(2月5日)

2月2日(11~16時)、千里市民センターで「女(ひと)と男(ひと)のフェスタ2020inすいた」に出展。2年に1回開催。開催年でない時は、「デュオ祭」が隔年で。
活動展示7団体、チャレンジショップ(女性が特技や経験を生かして仕事を始めるための応援講座)9店が、2階と8階で展示。
8階まで足を延ばしてくださる方が少ないのではと心配しながら…。それでも24名の方とゆっくりお話が。
最近、友人ががんと診断されたので心配・・。同じ「吹田市まちづくり市民塾」の方と歓談。10年ほど前まで活動していたボランティア団体も出展していたので、久しぶりに交流も。など、できれば、もう少し多くの方と、とも思いますが、こうした地道な日常活動の積み重ねが大切かと、思っています。

吹田市地域医療推進懇談会(作業部会)の傍聴、感想

 

1月30日(木)18~20時、市役所内で、「ACP(人生会議)の進め方」について:傍聴させていただいたときは毎回、感想などを、事務局に提出させていただいています。今年度の作業部会の検討は終わり、懇談会への報告となります。以下、感想と私案です。

 

1.全体感想:残念の一言です。 

 

 ⓵厚労省の「人生会議」は、「万が一に備えて、どのような医療やケアを望むかを、自分自身で考えたり、信頼する人たちと話し合ったりすること」であることをご存じでない委員さんがいらっしゃるとは思えないのに、中途半端な形になろうとしていること。

 

これでは、「人生会議」の名が恥ずかしい。

 

 

 

 ⓶目的が不明確:少なくとも、「厚労省モデル」ではないですね。

 

  一方で「市民への啓発」、他方で「医療・介護者の理解促進・スキル向上は

  難しい」となると、これは「市民への啓発」のみが目的になる。

 

 

 

 ⓷それも、形式は「木澤報告書」をなぞっているが、現資料では「人生会議」

  の内容がとても伝えられない。どこまで趣旨を理解して書ける市民がいる

  か?

 

更には、各自の意向を記録するフォーマットもなければ、「人生会議」が強調

している「繰り返しの実施」も覚束ない。

 

 

 

 ⓸これでは、何をしようとしているのか、分からない・・これならむしろ、

  「人生会議」と銘打ってではなく、ある委員の発言のように、「人は必ず、

  一度は死ぬ。だから、生きている人生を大切に」と、ハッキリさせるほうが

  分かりやすいのでは?でも勿論、これは本プロジェクトの目的ではあるま

  い。

 

 

 

2.試案: 

 

  折角、「人生会議」に挑戦するなら、限定的でも、「本当の人生会議」に挑

  戦しては如何?

 

 

 

例:医師会が軸になって、在宅医(吹田の在宅療養支援診療所が約70)を中

心に、65歳以上の患者さんを対象に、「本当の人生会議」に取り組んでは?

懸案の「かかりつけ医」拡大の魅力の一つにもなる。

 

「暮らしの保健室、関西フォーラム2020」  (1月25日)

1月25日(土)、14~17時、新大阪ビル別館で。

⓵秋山正子さんのお話(1時間):3回目。細かいところも知りたかったですが、毎回、字が小

  さくて読めないか、メモする時間がありません。総論で、あとは、自分で考えなさい、という

  ことなのでしょうね。全体の考え方が、漸く、理解できるようになりました。

 

⓶事例:3事例のうち、2事例の大きな展開に、大変感心しました・・松本京子さんの「神戸な

  ごみの家」、田原久美子さんの「五本松の家」。

  私自身の「行動力のなさ」を痛感しました。「考える」から「行動」に切り替えが必要です。

  大いに、触発されました。

 

⓷グループでの話し合い:6,7人の小グループで30分ほどでしたが、それぞれの実情など

  が分かって、これも有意義・。同じ目的を持った者同士の話は、楽しいです。

 

いろんな方との出会い:久しぶりで、松本京子さんとお話。「元ちゃんハウスの

 西村さん」とも初めてお話。(これまでは、FBでの交流のみ)10年以上前に、

 良くお会いしていた方とも同グループに。会員さんお二人にも。など‥。 

 

社協主催の「すいこれカフェ」         (1月17日)

吹田市社会福祉協議会主催の「すいこれカフェ」(第4次地域福祉活動の策定に向けて)が、千里山コミセンで、14~16時開催。

ボランティアグループ31(41人)、地区福祉委員会等19(31人)の、計71人が、10Gに分かれて、ワールドカフェ方式で話し合い。

 

感想:地域に幅広い展開をしたいグループが、福祉委員会等でプレゼンをすることで、地域組織とボ・グループがつながって、大きく展開、充実した活動になっていくのではないか。社協が、そうしたネットを作っていけないか‥。

 

なお、当グループとしては、次の3点の提案を。

①4月の中核市への移行に伴う新業務に取り組む。

②社協内で、当グループの定例の相談・話し合いの場(月1回~)を設ける。

③社協の皆さんが、活動の現場でがん患者・ご家族のお悩みを聞かれたときは、当市民塾に紹介いただく。                                       以上

 

 

医療者・患者に共通する課題(12月24日)

1.SDM(シェアード・ディシジョン・メーキング)の具体的な展開・普及:

 がん患者・ご家族とのお話で最も強く感じるのは、医療者と患者・ご家族とのコミュニケー

 ションギャップが大きいこと。双方の努力が必要ですが、その共通思想として、SDMの 

 普及が効果的(医療者はご存知ですが、市民の多くは知らない)。

 (参考)

  ①「オンコロ」vol.11(9月):大坂和可子・慶応大学准教授。「患者・家族と医療者がエ

   ビデンスに加えて、治療の選択肢、メリットとデメリット、患者さんの価値観や希望・状

   況を共有し、治療選択を行うプロセス」

  ②「読売新聞」高齢者のがん・後編の中(11月26日):

    ’90年代~インフォームド・コンセント(医師が説明し、患者が同意する)

    ’10年代~シェアード・ディシジョン・メイキング(協働意思決定)・・複数の選択肢に

    ついて、患者と医療者が話し合って決める。

 

2.がんサロン(がん診療拠点病院)をインキュベーターとして「がん患者会・同支援団体」

  の結成・活動促進:

  医療者では十分な対応ができない患者の悩み(苦痛)への対応。(本来は、患者会・

  患者支援団体の役割ですが、中々進捗しない。

  (参考)

   ①4つのペイン(全人的苦痛)の中の「スピリチュアル・ペイン)

   ②日本対がん協会の相談内容(’17年度)

      ○症状・副作用・後遺症:26%

      ○治療:           20%

      ○不安など心の問題:  20%

   ③元ちゃんハウス(NOP法人「がんと向き合う会」(金沢)

      ○来場者の大きな目的・・話を聞いてほしい。

 

3.緩和ケアの実効性の向上:

  PEACE研修などを初めとして、緩和ケアは全国的に推進されているが、現状は不十

  分。(がんの痛みは70%の患者さんが体験するが、その90%は痛みが緩和されると、

  長年言われてきた)

  (参考)

   ○PEACE研修:苦痛の緩和が不十分          49.9%

   ○第3期がん対策推進基本計画(平成27年度患者体験調査):

         身体の辛さがあると答えた患者の割合:    34.5%

         気持ちの辛さがあると答えた患者の割合:   28.3%

   ○第3期大阪府がん対策推進計画(平成28年度がん患者ニーズ調査)

         緩和ケアに対する満足度:             58.6%

 

4.「人生会議」の実効性を高める:

   現在、厚労省が軸になって全国的にフォローされているやに伺うが、その軸になる事

   を期待されている医療者が多忙で、「誰が」という点で実効性が問われている。

                                                    以上

第4回シンポ「がんサバイバーシップ支援への新しい道を探る」(12.8)

 

大阪がん患者団体協議会主催のシンポ:

12月8日、13:30~17:00、大阪国際がんセンター1階講堂で。

 

 

 

4つのテーマがバラバラなような感じがしないでもありませんでしたが、通して聞いてみると、「がん患者さんの心の平穏を如何に維持するか」で、筋がきっちり通っていました。

 

開会挨拶を、大阪国際がんセンター・東山聖彦副院長、最後に、同センター・松浦成昭総長が・・ご多忙の中を嬉しいことでした。

 

 

 

  1. 「がん患者と医療者の良きコミュニケーションのために」(小澤)

 

  1. 「堺市がん患者会『よりそい』について」(堺市健康医療推進課参事・東口三容子氏)

     ⇒堺市が、5つのがん診療拠点病院と協働で、患者団体「よりそい」を作っての活動状況の報告。

       

 

  1. 「がんサロン促進会議について」(大阪国際がんセンター副相談支援センター長・池山晴人氏

    ⇒府下64のがん診療拠点病院の「がんサロン」のアンケート調査」の報告を。

     ・ない病院:20%。

     ・悩み:参加者が少ない。

     ・困りごと:マンパワー不足、新規が増えない、参加者が少ない、サロンと患者会の違いが分からない、など。

     

    ⇒私が、質問担当となっていたので提案を:

     ・サロン:担当者マターから病院マターに。

     ・病院主体の会が、患者に受け入れられるとは限らない・・白衣を着てでは、安心して本音を話せない。

     ・患者サロンがインキュベーターになって、患者会が生まれても良いのでは?

     ・病院から地域に出て、患者サロン(患者会?)ができても?

     

 

  1. 「地域がん患者会構想の提案」(がん患者会「1・3・5の会」会長・三木詳男氏)

    ⇒患者会に患者が参加するためには:患者の体験談をシッカリ聞けるように。そこで、ハッとする感動が必要。

     それと併せて、がん患者地域委員会(二次医療圏単位)の設置を提案。

     

     

 

ナショナルセンター市民健康講演会               (12月4日)

12月2日(月)午後、ナショナルセンター市民健康講演会を聴講に、循環器病センターに。
ナショナルセンター:国立高度専門医療センターで、次の6法人。

             ①がん研究センター

             ②循環器病研究センター

             ③精神・神経医療研究センター

             ④国際医療研究センター

             ⑤成育医療研究センター

             ⑥長寿医療研究センター。
講演は、循環器病センターを除く5センターから、それぞれが短い時間でしたが、分かりやすいお話が。
なお、本日講演後、6法人が初めて一堂に会して、今後の在り方を協議されるとか・・。大きなビジョンが生まれることを期待したいです。

 

PEACE研修に招かれて(7回目)                (11月30日)

 

今日は、済生会吹田病院のPEACE研修に。出番は、16時からの15分間・・「がん患者から医療者へのメッセージ~コミュニケーションを軸に~」。

 

PEACE研修に招かれたのは、がん診療拠点病院、4つ目で、7回目です。どこまでお役に立っているかは自信がありませんが、お招き頂けるのは嬉しいこと。

 

 

 

数日前の読売新聞で、「シェアード・ディシジョン・メイキング(協働意思決定)」(複数の選択肢について、患者と医療者が話し合って決める)」という考え方が、’10年代からの患者の治療方針の決め方」だと知って、お昼にスタッフの先生方に伺ったところ、皆さんはご承知でした。

 

 

 

早速、今日のお話しの中で使いました。午前のセッションのテーマ・・コミュニケーションの上位の目的はここではないか、など・・。

 

 

 

いつまでも「インフォームド・コンセント」ではなく、早く皆がこの言葉を口にしなければ…。でも、10年たっても普及しないのは、表現が難しいため?それとも、他に理由がある?

 

なお、他にも多くの収穫がありました。やはり、フランクに話し合う中から、何かが生まれます。

 

 

  

 

 

 

吹田市地域医療推進懇談会作業部会(令和元年度第2回)(11月29日)

 

11月27日18~20時、市役所で。恒例の「感想・意見」書を事務局にお届けした。

 

ACP:厚労省は、「ACP」の表現が分かりにくいので、愛称「人生会議」を決定し、その後も継続して全国的に展開しているので、何故、「ACP」の表現に拘っているのか分からない。(私自身は、「人生会議」の表現は好きではないが、愛称募集に当たってアイデアがなくて、具体的に応募できなかった)

 

 

 

第一段階:

 

  1. 市民全体向け啓発:(1年以内)

    吹田市が、「人生会議」をスタートさせる「宣言」として、市報挟み込みの4頁構成とする(場合によっては、2頁建てでも)。

    内容は、木澤報告書の「5つのステップ」を軸に。(なお、今年度、厚労省が全国的に、「人生会議」の研修を展開しているので、新しいフォームができているかも・・審議官に伺ったら如何・・分かれば、私も教えて頂きたいです。)

    なお、克明に書かない時は、「具体的な様式は、市の○〇に」として、5つのステップを紹介するチラシを自由に入手できるようする。

    この第一段階は、次のステップのためにも、是非必要。

 

 

 

2.人生会議推進医療体制づくり(第1期:3年)

 

「人生会議」推進の医療機関を募り、グループ化して(例:「人生会議を推進する会」)、合同研究して、迅速かつ円滑な展開を図る。

 

(1)対象:在宅医(在宅医療支援診療所:約60及びその他の在宅医)、

   訪問看護ST.(44)、病院(急性期病院、療養型病院など、病院

   単位)。

   なお在宅医は、「人生会議推進医」として書面を渡して、院内に掲示

   をお願いする。更に、年1回、市報(挟み込み)で、推進医の公表

   を。かかりつけ医の要件とする。

 

 

(2)研究会:厚労省の研修を実施。その後、年1~2回の交流・研修会を

   開催。

 

 

 

第二段階:第一段階の評価に基づき、企画。

 

                                               以上

高齢者のがん・後編(読売新聞)                 (11月29日)

読売新聞、11月25~27日:

 

上:積極的治療を望まぬ訳:今の生活を続けたい、最後まで自宅で。

  「難しい決断の際、患者がなすべきこと」  

   ・今、決断しなければならないのか。

   ・体調が落ち着いた状態での決断か。

   ・自分が今後、何を大切にしていきたいか。

   ・治療することのメリット・デメリットは何か。

   ・今後の見通しについて、主治医と話し合えているか。

   ・自分の考えを主治医に伝え、理解を得ているか。

   ・決断について、家族や友人らと話し合えているか。

   ・自分の考えに固執していないか。


中:最善の治療:医師と探す気持ちに。「患者の治療方針の決め方」

 ’90年代~:インフォームド・コンセント

 ’10年代~:シェアード・ディシジョン・メイキング(協働意思決定)・・複数の選択肢につい

        て、患者と医療者が話し合って決める。

 「任せれれる」医師を選ぶポイント:

   ・話しを良く聞いてくれるか。

   ・自分の意思や希望を尊重してくれるか。

   ・分かりやすい言葉で説明してくれるか。

   ・患者やスタッフに威張っていないか。

   ・チーム医療の大切さを自覚しているか。

   ・相性が悪いと思ったら、別の医師を探す。


下:患者の価値観、医師も共有。

 

 

セミナー「がん医療が変わると・・」に。              (11月24日)

11月23日14~17時、大阪がん医療共催セミナー「がん医療が変わると、がん患者も変わんねん!」に参加。
患者さん、ご遺族、5人の体験からの考え方を伺い、改めて、皆さんの悩み、苦しみ、そしてそれに立ち向かうお考えと行動を・・身を正して聞かせて頂きました。

①「難治性がん[肺がん]へのワンステップは置き去りにされることのない世の中のために」

                  長谷川一男(肺がん患者、NPO法人ワンステップ理事長)

②「がん患者ダカラコソは、大切な人々の未来のために」

     谷島雄一郎(GIST体験者、ダカラコソクリエイト発起人・世話人、大阪ガス勤務)

③「メディアでの取り組みは正しく知るために」

                     橋本佐与子(胃がん患者遺族、MBS,毎日放送記者)

④「遺族の希望は自分が生きていた証のために」

              轟浩美(胃がん患者遺族、認定特定非営利法人希望の会理事長)

⑤「自分のために、愛する人のために、みんなのために、できること」

             木山祐策(甲状腺がん患者、シンガーソングライター)

 

日頃、がん患者・ご家族とお話をする時、「心得」をベースにしてはいますが、自分が、がんの体験がないだけに、どこまでお役にたっているか不安です。私のボランティアの4条件の一つに、「相手の立場で考え、行動する」がありますが、中々・・。一層の研鑽をと思います。
講師の中に、fb友達がいらしたり、会場でf b友達にお会いしたりという楽しみも。
そして、こうした企画をして下さる皆さまに感謝です。

 

 

研修会「がん患者と共に働く」に。                (11月22日)

11月20日14~16時、大阪市立総合医療センターで、同センターと一般社団法人がんライフアドバイザー協会主催で、人事・労務担当者のための研修会「がん患者と共に働く」を聴講。
毎年1回開催で、本日が6回目、お願いして、私もずっと参加。
働く世代のがん罹患者の増加と生存率のアップで、働きながらがん治療の方が増加。企業サイドも人材確保の必要が。

がん患者さんと企業とも、両立の必要性が高まっている。

 

①「がん相談支援センターの役割」:

  大阪市立総合医療センター・がん相談支援センター がん専門員 太鼓 菜穂美氏

②「がん患者が抱える お金と就労の悩み」

           一般社団法人がんライフアドバイザー協会 代表理事 川崎 由華氏

③「病気の治療と仕事の両立に向けた取り組み」

          ~社外への啓発・支援と社内での実践について~

        アクサ生命保険株式会社MCVP統括部 健康経営推進部 田中 亮子氏


こうしたニーズに応えて、地道な努力は嬉しいこと。しかし、広域に展開していかないと、効果も弱い?広島県、愛知県のように、大阪府としての対応が必要なのではないでしょうか。

 

ピアサポート研修、開催。          (11月11日)

11月11日10~16時、吹田市デュオで「ピアサポート研修」を。今回は自前で、活動者を中心に。
午前は、厚労省のテキスト等を軸に8頁の資料を作って、話し合いながら・・。その後、厚労省のDVDを。
午後は、小グループに分かれて事例研究(6事例)。
ほぼ、年1回の研修ですが、原点に立ち返って、改めていろいろ考えるところがありました。

ご相談にみえるがん患者・ご家族の中には、その後継続してお見えいただく方もいらっしゃいますが、一度っきりの方も。
研修では、時間もあり、何人もが話し合えますが、本番では正に「一期一会」。改めて、適切な対応の努力の必要性と重要性を認識しました。

 

’19年度第2回公開講座                     (10月27日)

 

 

 

今年度の公開講座の共通テーマは、「医療者と患者の良きコミュニケーションを図るには」・・多くの患者さんとお話をする中で、最も強く感じることから取り上げました。

 

第2回は、10月27日(日)デュオで、約20名と、参加者が少ないのが残念でしたが、とても良い会になりました。

 

 

 

講師は、済生会吹田病院がん診療推進室から、ソーシャルワーカー・認定がん専門相談員の東 秀彦氏、乳がん看護認定看護師の池松 マミ氏のお二人をお招きしました。医療者と患者をつなぐ役割の方は、これまで60回の公開講座の中で初めてでしたが、それだけに大きな成果がある講座となりました。

 

 

 

東さんは、「人生の最終段階をどのように過ごしたいか、考えたことがありますか?」と投げかけ、医師との話し合いに、自分の考えをシッカリ持つことの大切さをお話し。そして、がん相談支援センターで相談できる内容を細かくお話しに。

 

 

 

池末さんは、2つの事例を通じて、認定看護師による「サポート外来」のサポートの様子を具体的にお話し下さいました。

 

 

 

これまでも、がん診療拠点病院のがん相談支援センターの皆さんとは良くお話をしますが、具体的な活動をお聞きするのは初めてで、とても良い勉強になりました。

 

第25回吹田在宅ケアネットに参加。              (10月26日)

 

10月26日(日)14~16時、吹田市民病院で。参加者は、今回は若干少なくて、約30名。 

 

今回担当の岡村俊子世話人と他の薬局の方が、2事例を取り上げて経過を紹介、その後、4グループに分かれて話し合い、発表。

 

 私の感想:

 

  1. 1事例目:セデーションの実施に当たっての、ご家族とのコミュニケーションが不十分?

  2. 2事例目:医療者中心の考え方で、患者の考え方を引き出すコミュニケーションが不足?

    と、日頃感じている「医療者と患者とのコミュニケーション」に問題があるのでは、と感じました。

 

なお、「吹田在宅ケアネット」は、在宅ケアを希望するがん患者等のために、医療者等の技術力向上と吹田地域のネットワークとシステムの構築を目的に、毎年2回の研究会を開催している。

「おしゃべりサロン」で、「もしバナゲーム」を(10月21日)

10月19日(土)の15:30~16:30の「おしゃべりサロン」で、講師に「いと」(ケアプランセンター、訪問看護ステーション)統括の藤井 円さん(会員さんでもある)を迎えて・・。

おしゃべりサロンは、毎月の「がん患者・家族会」「ひまわりの会」(ご遺族の会)終了後、合同で、いろいろなテーマで開催しています。

 

今月は、多くの方がご存知の「もしバナゲーム」。

4人ずつのグループに分かれて、数十枚のカードから順次、気に入ったカードと交換をしながら、自分の最期に当たっての「ありたい姿」を、模索していくゲームです。日頃考えていない幾つものカードを見ながら、自分の意思を確認していこうというもの。

まとまった所で、最後まで残ったカードについての説明をし合う。

 

因みに、私の場合・・①痛みがない ②家族や友人とやり残したことを片付ける ③私が望む形で、治療やケアをしてもらえる、でした。

 

なお、講師からは、’19年度版「マイ エンディングノート」を、とても良く出来ているとお話が。多くの皆様が手に取ってご覧になり、良ければ毎年お書きになっては如何でしょうか。

 

第2回吹田市地域医療推進懇談会を傍聴            (10月9日)

 

本日、市役所での懇談会を傍聴。意見書を事務局に提出しました。

  1. かかりつけ医等の定着促進に関する市民啓発等のあり方について

  医療サイドで考える事:

    ①「かかりつけ医」の定義を明確にする。箇条書きに。

     例:○健康診断(吹田市、年1回)による時系列の健康管理。

       ○なんでも気軽に相談できる。

       ○必要により、専門医療機関への紹介、検査機関への紹介。

       ○看取りの有無。

  ②(自己申告により)「かかりつけ医名簿」を作成、毎年の健康診断時

   の広報(市報と同時配布)で。なお、メリットも加えた別途簡単なチ

   ラシを、急性期病院で必要な患者に配布、市の施設での広報、医療機

   関などで周知をする。

  1. 「かかりつけ医」は、欧米の家庭医のイメージで考えると、「内科医」を軸として、専門医(耳鼻科、歯科、整形、外科等)は、内科医から別途独立して考えては如何。専門医が「かかりつけ医」になるには難しい?

  2. 更に、申告した「かかりつけ医」には、総合的な知識・技術を持つための「研修」を行う。患者とのコミュニケーション力の向上、幅広い疾病・症状への的確な対応力の向上のためです。ネットを作って、相互情報交換等の促進も考える。(患者が、安心して身を預けられるようにしてほしい)

 

2.作業部会のACPついて:

(1)基本:ACPは、エンディングノートをベースに考えないで、「人生

  会議」として進める。そうでないなら、ACPの表現を使用してはなら

  ない。厚労省の方針を再確認すべき。これは、大変重要です。

  具体的には、「木澤報告書」がベースになっているはずだし、前便で申

  し上げているように、厚労省は具体的に研修を進めているはず。市が企

  画すれば、無料で?講師の手配ができる?

(2)誰が:「かかりつけ医」

(3)進め方:年1回、検診時に話し合って、記録用紙をカルテに重ねてい

       く。

4)前提:吹田市の「人生会議」として、中期的に(25年単位)推進す

       る。

(5)例外・緊急措置:重篤な疾病患者にも適用する・・病院の場合はナー

   ス、在宅の場合は在宅医。

 

 

                                以上

 

映画2題(7芸で)                           (10月9日)

 

1.「みとりし」(104日):「看取り士」。治療が及ばない人の最終段階に優しく寄り添う・・こんな役割があるとは知りませんでした。
3つの事例を中心に・・会場のあちこちで、すすり泣きの声が・・気のせいだったでしょうか。
人生の最終段階をどのように過ごすか?誰もが一度は体験することですが、同時に、「一度しか」体験の機会がないことでもあります。

 

2.「人生をしまう時間(とき)」(108日):
NHKの、「在宅死~”死に際の医療”200日の記録」の映画化。患者と家族と向き合い、最期の日々をともに過ごす、医師の記録。一人一人の大きな「人生の物語」の最期・・とても感動的です。

 


実は、来年度(2年に1回のビッグイベント年)は、映画でとの方向で検討中。そのネタ探しです。良い候補があれば、教えてくださいませんか。

 

’19年度第3回公開講座                     (10月5日)

 

本年度共通テーマ「医療者と患者の良きコミュニケーションを図るには」。


第2回:10月27日(日)14~16時。吹田市デュオ。無料。申込不要。
講師:済生会吹田病院がん診療推進室(MSW,認定がん専門相談員 東 秀彦氏。乳がん看護認定看護師 池末マミ氏)
テーマは、ピアサポート活動の中で強く感じることの一つを取り上げました。


第1回:ガラシア病院ホスピス科医長 前田 一石氏(現協和会千里中央病院)。
第3回:’20年2月、㈱ジャスティス リードケアセンター(訪問看護ステーション)訪問看護認定看護師・介護支援専門員 三輪 眞由美氏。

 

吹田市民病院の「治験審査委員会」に出席。(10月4日)

10月3日の夕刻、吹田市民病院の「臨床研究審査委員会(治験)」に、市民代表の一人として出席(10年以上になります)。
医療知識はありませんが、患者さんの立場で、私なりに懸命に考えて、発言を。
時には、場違いな発言あるかもしれませんが、臆せず・・。医療者の皆さんがシッカリ受け止めて、聞いて下さるのが嬉しいです。

 

健康展の評価                             (10月4日)

第36回「みんなの健康展」(9月7~8日、大和大学)の評価を、10月1日の実行委員会で。

各コーナーの入場者数は9,610人と、前年の10,917人の12%減であった。例年の会場メイシアターからの変更を考えると、まずまずかと。

当市民塾は89人とこれまでの最低の数字でした。ブースが、人の流れに沿えなかった、暗くて見えにくかった、などのマイナス要因があったとしても、他の好評グループがそれぞれ工夫をからしていることを見るにつけ、来年度は企画の見直しをしなければと思います。

なお、今年の講演会のテーマ「認知症」に合わせて、幾つもの団体が認知症を取り上げて、全体に「認知症」が大きくアピールできたと思います。

在宅医の資料                            (10月4日)

 

「さいごまで自宅で診てくれる いいお医者さん」(週刊朝日MOOK)が、出版されました。2年前、4年前に続き、3版ですが、毎回、読みやすくなっています。

 

吹田の在宅療養支援診療所(年12件以上):7診療所、看取り件数199、内自宅122。2年前は(年11件以上)、8診療所、306件、233件。
2年間の変化がいろいろあります。考えさせられます。

 

2年前との比較:3診療所(看取り数計114件)が消えて、新たに2診療所(看取り数47件)が。

 

実は、看取り数がもっと増えていることを期待していたのですが…。

 

「安楽死・尊厳死」                           (9月23日)

 

このテーマにご関心の方にお勧めしたいのが、松田 純著「安楽死・尊厳死の現在~最終段階の医療と自己決定」(’18年12月、中公新書、¥860+税)。

 

日本の現状、海外事情(オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ・カナダ・オレゴン州・スイス)を克明に紹介。

 

そして、「最終段階の医療とは・・誰が治療中止を決めるのか」と、続く。

 

 

 

昨年、兵庫県下の高校によるディベートマッチのテーマが「安楽死の法制化は是か非か」となり、3高校からのリクエストで、「尊厳死・安楽死・鎮静」についてお話をする機会があった。

 

これまでも尊厳死のお話をするときに、よく間違って理解されている安楽死のお話しもしてきたが、この機会に「安楽死」の勉強を。ところが、総合的に捉えた書籍が少ない中で、この書物は総合的に捉えていて、とても参考になった。

 

 

 

人生の最終段階の在り方を考える時に、良き資料となる。      以上

 

 

 

PEACE研修(吹田市民病院)で。                  (9月17日)

9月14日(土)午前、吹田市民病院のPEACE研修(緩和ケア)で、23人の医療者を対象に、「がん患者から医療者へのメッセージ~コミュニケ―ションを軸に~)」のテーマで15分お話をさせて頂く機会が。今回、初めて。

 

 

大阪がん団体協議会例会。                    (9月11日)

 

9月11日18~20時、大阪国際がんセンターで、大阪がん患者団体協議会(私、第1期の世話人でした)の定例会に出席。加盟17団体、9団体が出席。

主な議題:
①大阪がん診療連携拠点病院サロン推進会議(7.31、第2回):2事例の患者サロンの報告。②大阪府がん対策推進部会(がん登録、緩和ケア・ワーキングG)の報告。など。

拠点病院内の「院内患者サロン」は、府下の約60の拠点病院で、さまざまな形で進められている。私が参加した「あるサロン」は、患者さん2名、医療者10名近く・・といった状況でした。これでは、気楽に話し合う雰囲気ではありません。

また、ある拠点病院では、病院主催の院内サロンが上手く運んでいて、その中から患者主催のサロンが誕生しているとか。

医療が疾病の治療を目的とするのに対して、「院内の患者サロン」の目的は、「心のケア」と、考えれば。悩みや不安を感じていらっしゃる患者・家族の方が多いと思うので、院内での広報を積極的に行うとか、方策はありそうに思えるが…。                       以上回):2事例の患者サロンの報告。②大阪府がん対策推進部会(がん登録、緩和ケアワーキングG)の報告。など。

回):2事例の患者サロンの報告。②大阪府がん対策推進部会(がん登録、緩和ケアワーキングG)の報告。など。

 

拠点病院内の「院内患者サロン」は、府下の約60の拠点病院で、さまざまな形で進められている。私が参加した「サロン」は、患者さん2名、医療者10名近く・・といった状況でした。これでは、気楽に話し合う雰囲気ではありません。

 

またある拠点病院では、病院主催の院内サロンが上手く運んでいて、その中から患者主催のサロンが誕生している、とか。

 

「院内の患者サロン」の目的は、医療が疾病の治療にたいして、「心のケア」と考えれば。悩みや不安を感じていらっしゃる患者・家族の方が多いと思うので、院内での広報を積極的に行うとか、方策はありそうに思えるが・・。

 

協議会としても、積極的に、良き相談者としての役割を果たせると嬉しい。以上

 

回):2事例の患者サロンの報告。②大阪府がん対策推進部会(がん登録、緩和ケアワーキングG)の報告。など。

 

拠点病院内の「院内患者サロン」は、府下の約60の拠点病院で、さまざまな形で進められている。私が参加した「サロン」は、患者さん2名、医療者10名近く・・といった状況でした。これでは、気楽に話し合う雰囲気ではありません。

またある拠点病院では、病院主催の院内サロンが上手く運んでいて、その中から患者主催のサロンが誕生している、とか。

「院内の患者サロン」の目的は、医療が疾病の治療にたいして、「心のケア」と考えれば。悩みや不安を感じていらっしゃる患者・家族の方が多いと思うので、院内での広報を積極的に行うとか、方策はありそうに思えるが・・。協議会としても、積極的に、良き相談者としての役割を果たせると嬉しい。以上

 

拠点病院内の「院内患者サロン」は、府下の約60の拠点病院で、さまざまな形で進められている。私が参加した「サロン」は、患者さん2名、医療者10名近く・・といった状況でした。これでは、気楽に話し合う雰囲気ではありません。

 

またある拠点病院では、病院主催の院内サロンが上手く運んでいて、その中から患者主催のサロンが誕生している、とか。

 

「院内の患者サロン」の目的は、医療が疾病の治療にたいして、「心のケア」と考えれば。悩みや不安を感じていらっしゃる患者・家族の方が多いと思うので、院内での広報を積極的に行うとか、方策はありそうに思えるが・・。

 

協議会としても、積極的に、良き相談者としての役割を果たせると嬉しい。以上

 

第36回みんなの健康展。                     (9月12日)

 

9月7日午後~8日夕刻、開催。今年は、例年のメイシアターが休館中なので、大和大学で。講義棟の1フロアを借用したために、吹田市医師会など22団体が、身近な感じで、見やすかったように感じた。


毎年資料を受け取っていただく市民さんの人数をカウントしているが、今年は参加12年目だったが、最低の89名。初日にその気配を感じて、2日目は、ブースを少し離れての「呼びかけ」をしたが・・・。

 

会場の中の私たちのブースが部屋の隅だったことから、人の流れが悪かった事も・・との意見が担当の会員さんからはあったが、言い訳をしてはならないと思う。来年は、新しいアイデアを加えて、多くの市民と話し合いたい。


しかし、深いお話が何件かできて、良かった。

 

がん以外の疾病で、酷い痛みが取れなかったが・・・、といったお話し=緩和ケア。

 

私と同年齢の方と、人生最後の迎え方・・・。


なお、恒例の講演会のテーマは「認知症」で、定員300名の教室に290名がお見えとか。なおこのテーマは、私の提案だったそうな(すっかり忘れていました)。                        以上

 

PEACE研修(淀川キリスト教病院)で。              (9月8日)

 

9月8日(日)夕刻、淀川キリスト教病院のPEACE研修(緩和ケア)で、39人の医療者を対象に、「がん患者から医療者へのメッセージ~コミュニケ―ションを軸に~)」のテーマで20分お話をさせて頂く機会が。今回は4回目。

 

概要:

 

  1. 当市民塾及び吹田在宅ケアネットの活動紹介。

  2. 市民の、医療者への不満:講演会時のアンケートや、相談場所での体験から・・医療者と患者・家族間のコミュニケーションの問題。

  3. 患者・家族の皆さんにお伝えしている事:

    1. 聞きたい事はメモをして、簡潔に。

    2. 「患者が決めろ」と言われた時は、「複数案とそれぞれの案のメリット・デメリット、その後の見通し、を伺う。

    3. 家族・知人と一緒にお話を伺う。

    4. 医療は不確実性があるもの。

    5. 当方は、お尋ねの情報には複数をお知らせして、決定は相談者が。

 

4.医療者への希望・期待(コミュニケーション):

 

  ①患者・家族の心情に理解を・・分からないだけ・・何も知らないと考

   えて、お話しを。時にはメモを添えて。

 

  ②より納得性を高めるために:治療方法の選択を求める時は、意思決定

   に役立つ情報を。場合によっては、セカンドオピニオンの紹介も可能

   と。

 

  ③バッドニュースの伝え方:患者の心情にあった伝え方・・複数を用

   意。

 

5.医療者への希望・期待(その他):

 

  ①患者は痛みを感じていることを承知いただきたい。

 

  ②終末期患者の最善のケア:最期をどのように過ごしたいかを引き出

   し、「命の質」を最後まで大切に・・生きる長さではなく、濃密さ。

 

以上

 

吹田市で、人生会議(ACP)の検討、始まる。      (8月29日)

 

「令和元年度第1回吹田市地域医療推進懇談会作業部会」が総合福祉会館で、8月29日14~16時、開催。傍聴をさせて頂きました。

健康医療部が’16年度に発足、主軸になって懇談会が開催されてきました。私は、都合がつく限り傍聴させていただき、その都度、感想・意見を事務局に提出させて頂いてきました。今回は、以下の通りです。

 

「ACPの吹田市での展開」という大きなテーマへの取り組み、良き成果を期待申し上げます。以下に、感想・意見を申し上げます。

 

 

 

1.厚労省は、「木澤報告書」をベースに、指導者250名。相談者2,

  000名を目標に、全国展開をしている?やに伺っています。自治体の

  実施に当たっては無料で?

 

⇒研修の内容も含めて、事務局でお調べいただければ。

 

2.ACP各地での展開が始まっているようですが、私も、良い事例として、京都・広島を承知していました。(京都は、本日の資料にありました)。

 

3.吹田での展開(作業部会):。(短時日ではあっても、フレームの試案は可能かと)

 

(例)

 

(1)第1期のフレーム作り:5W1Hをベースに、医療サイドを中心に、システム案を。

 

   ①どこで ②だれが ③だれに ④いつ ⑤なにを ⑥どのように

(2)第1期のフレームに従い、関係者等に周知方策と推進組織づくりを。

 

 

①相談者(医療者?)の研修 ②当該市民(患者・家族)への周知。

 

③一般市民対象にも、市報などで広報。

 

4.試行スケジュールの作成:

 

  試行後、フィードバックして、フレームの再検討を行う。(来年度以降)

 

                               以上

 

「自分らしく生きる」をみんなで考えよう・・認知症研究会    (8月26日)

 

第3回認知症治療研究会関西支部in大阪が、表記のテーマで、クレオ大阪中央のホールで、8月25日(日)11~17時開催。

 

 

 

講演(1):「私は認知症?発達障害?」

            (名古屋フォレストクリニック院長河野和彦氏)

 

 第1部:もの忘れの初期・・河野先生のお話は、3年前に続き2度目。

  集中して聞かせて頂いたが、普通市民としては理解が中々難しい。た

  だ、河野先生自身が「ご自身も進歩」と仰せのように、「かなり極めて

  いらっしゃる」河野先生にして、「日進月歩」でかなりの全体像が分

  かってきている事に、心から感謝を・・。

 

それにしても、「河野メソッド」が早く全国に普及していく事に改めて

期待をしたい。

 

 第2部:発達障害と栄養・・このお話は初めて。栄養がこんなに影響する

  ものとは、思いもかけなかった。こちらも早急に全国レベルに展開され

  ると嬉しい。

 

 

 

講演(2):「認知症治療薬の使いこなし」

             (池袋病院副院長 脳神経外科 平川 亘氏)

 

  認知症治療薬の使い方で、こんなにも大きな違いがあるのかと、改めて

  承知しました。それも「生死」に関わる…。薬の発売時に、なぜシッカ

  リと検証出来なかったのか。医

 

療の現場からの、長期の懸命な訴求を受けて、漸く厚労省も使用方法の

修正を行うなどが実現したが、製薬業者を始め、どんな責任を感じてい

るのか・・患者(市民)としての声をシッカリあげていかねばと思っ

た。

 

 

 

「認知症介護・ケアの達人に聞け」:

 

工藤広伸氏(作家・ブロガー)、三俣喜儀氏(特老すみれそう介護福祉

士)。

 

医療界全体の取組みが十分でない現状では、当然のこととして介護の現場

でも不十分。しかし介護の現場では、施設長のご努力で、大きく変革でき

る可能性が大きいので、皆さまのご努力に期待したいもの。

 

 

 

感想:認知症の理解にと参加させて頂いたが、自分が認知症になった時には

   間に合わない?介護してくれる家族に聞いてもらわないと…。以上

 

おしゃべりサロンのゲストに、中村幸生先生。          (8月25日)

 

今月のおしゃべりサロン(24日・土・15:00~16:30、デュオ)のゲストは、中村幸生先生。先生は、吹田市在住、9年前から大阪市福島区で在宅医として開業、年間200人以上の患者、自宅看取り29人(30年度)と、多くの患者さんを診て頂いている。
6月に、当市民塾のHPをご覧になってご連絡を頂き、お会いした結果が今日の企画となったもの。
はじめに、24枚のスライドを40分ばかりご説明いただき、その後、参加の17名の会員さんと自由懇談を。

 


話題は、①病院から在宅に早期に移行するためには ②在宅ケアの中心になる訪問看護ステーションの現況とあり方 ③在宅療養支援診療所の選び方、など多くのテーマが出され、意見交換が進み、とても有益なサロンになりました。

 

 

私は、在宅ケアの中心になる訪問看護ステーションの多くが小規模で、十分機能を発揮していない事から、「統合」は難しいとしても、「幾つかのステーションのネット化」を進めてはと意見を申し上げたが、先生のご賛同を頂いた。

 

 

 

中村先生は、「会員さんの経験談、特に在宅ケアでの介護に当たっての体験談は貴重。多くの人に知ってもらえると良い」と、仰せ。

 

なお、先生はご入会いただけることに。会員の中に、医師3人、看護師2人、薬剤師3人、など少しずつ医療者の会員さんが増えていくのも嬉しいこと。

 

 

 

*「おしゃべりサロン」:毎月1回、デュオでの患者会・ご遺族の会の後、合同で1時間ば

  かり,硬軟合わせたテーマで(干支の箸袋から薬の知識など)、十数人が参加。勉強し

  たり楽しんだりしている。                         以上

 

ボランティアセンター研修交流会、開催。             (8月25日)

 

8月24日(土)10:00~15:30:総合福祉会館で。
10:00~グループ活動発表・体験コーナー。パネル展示・喫茶コーナー。
最初に、後藤市長などのご挨拶。

 


グループ活動発表:12団体が各10分。
当市民塾は2番目の発表。事務局の要請で30部(レジメとチラシ)を用意、事前にお届けをしたが、50名近くが参加。
そんな事もあろうかと、準備していた余分の「チラシ・第2回公開講座チラシ」を、会場のテーブルに置いて帰りました。
資料が全員の皆さんに届いていない中で、ご理解いただき難かったかと思いますが、流石、ボランティアの皆さんだけに、熱心に聞いて下さったのは、大変嬉しかった。

 


13:30~15:30:講演「伝えよう つながろう ボランティア力」大阪ボランティア協会常務理事・事務局長 永井 美佳氏。               以上

 

第17回がん政策サミット2019

 

「みんなの知恵を集め、効果的な中間評価を効率的に実行しよう」との呼びかけで、8月2日午後~4日午前、東京で、特定非営利法人がん政策サミット主催で。

 

 

 

参加総勢(予定者リストから):90名。(以下の括弧の数値は都道府県)

 

  内訳:患者団体50人(32) 行政22人(13) 議員10(3) 

     医療5(4) メディア3(3)。

 

 

 

第1日:講演。(各30分)

 

  1. 「がん登録の中間評価」:国立がん研がん登録センター室長 松田 智大氏

  2. 「患者体験調査」:同上がん登録センター長 東 尚弘氏

  3. 「計画評価の新トレンド~評価で計画の再構築を~」:                                     日経東京本社 社会部次長 前村 聡氏

 

 

 

午後~第2日:都道府県別グループワーク「がん計画模擬中間評価」

 

 

 

第3日:(患者団体のみ)「中間評価における患者の役割」

 

 

 

感想:

 

  1. 全都道府県のがん対策推進計画を見ました。分かりやすい、全体整合性がある、などの点で、差が結構あります。

  2. 前記のように、都道府県で、行政と患者団体が出席されて、今後の進め方まで相談しているところもあり、大阪も(吹田も)そうありたい。 以上

 

 

第4回関西リビングウイル研究会、開催。            (7月27日)

 

一般財団法人日本尊厳死協会関西支部主催で。7月27日(土)10~16:30、JEC日本研修センター神戸元町で、「本人の意思が活かされる人生会議(ACP)」とは?」のテーマで開催。

 

 

 

 私が、午前の基調講演を・・「人生会議(ACP)と尊厳死~市民の立場で考え、書いてみよう~」。

 

 午後は、トークセッション:「介護現場でリビングウイルはどう取り扱われているか?」のテーマで、介護現場から「介護現場で本人意思を表明するのに必要な事」、2人のケアマネさんから「リビングウイルをケアプランに反映させるには?」のお話があって、最後に約1時間、会場にお見えの皆さんと話合いを。とても活発な意見交換があり、皆さんの関心が大きい事が良くわかった。

 

 

 

 私見:介護現場での実態を知って、厚労省が進めている「人生会議」・・

    現場での工夫がないと進展しないように感じた。

 

 

 

 提案:優先順位の第一を、「終末期の現場」で、「デキルプランで、モデ

    ルづくりを」。

 

  1. パターン:A・・簡易型(尊厳死協会の基本3項目)、B・・A+希望表明(尊厳死協会)、C・・厚労省スタイル。できるパターンから実施。

  2. 現場で:患者の意思確認を次の順序で・・〇本人意思の存否確認、○話し合いの中から推定・確認、○家族に確認、○医療者が慎重に。
  3. これらの過程では、関連職種の皆さんが協働。
  1.  

 

 

 こんな考え方で、小さなグループでモデルを作っていく・・目標は、厚労

 省スタイル。如何でしょうか。

 

以上

 

第17回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPに参加(終)    (7月28日)

 

 

 

「第3日」

 

1.「支持療法と緩和ケア」:里見 絵理子

     (国立がん研究センター中央病院緩和医療科科長地域医療連携部長)

 

  ○支持療法:がん治療による副作用(倦怠感、吐き気など)への予防、

        軽減。

 

        課題:チーム医療が大切。効果が弱い。

 

  ○緩和ケア:腫瘍による痛みなどの影響の予防、軽減。

 

     痛みを感じたままで最期:40%。我慢しない。

     主治医の前では格好つける。

 

2.「がんと心のケア」:内富 庸介

       (国立がん研究センター中央病院支持療法開発部門部門長)

 

  ○医師への不満:①待ち時間 ②医師の説明 ③治療 ④医師の態度・

   言葉づかい。

 

  ○大事な事:

 

米(MDアンダーソン)・・内容と伝え方 3.4%

 

日本(がん研・東)・・情緒的なサポート14.5%、

           質問の奨励11.5%、内容11.8%。

   ○信頼関係を築く:

    ①気持ちを出せる関係:どうしても、くよくよ考えてしまう。

       なぜ、がんになったのか。前向きになれない。

 

    ②自分の価値観が話せる:家族、子ども、孫を大事に、仕事を大事

     に。

 

    ③自分のことを主治医に分かって貰えている。

 

  ○医師と治療同盟を築く。病気・病状を理解して、一緒に治療を決めて

   いく。

 

  ○評価の違い:患者26%、医師12%。⇒患者が辛抱をしている。

 

  ○終末期の関心事:米:残された時間を知り、準備する。

 

    日本:心身の痛みを和らげる。人として尊重。人生を全うしたと感

     じる。役割を果たせること。死を意識しないで過ごす。他者の負

     担にならない。家族との良好な関係。自然な形で亡くなる。他人

     に感謝し、心の準備ができている。希望を持って生きること。落

     ち着いた環境で過ごす。自立している。医療スタッフとの良好な

     関係。

 

以上

 

第17回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPに参加(2)     (7月25日)

 

「第2日」

 

1.「臨床試験とガイドライン」:高野利実(虎の門病院臨床腫瘍科部長)

 

 ○標準治療(ガイドライン)を参考にして、担当医師と話し合う。

 

Minds(240件紹介)

 

 ○治療は人生の一部・・患者は人生(価値観)を語ってほしい。

 

 

 

2.「個別化医療とゲノム医療」:後藤 功一

 

(国立がん研究センター東病院呼吸器内科医長)

 

 ○遺伝子検査:解析を早くやって、良い薬にたどり着くことが重要。

                          (現在は、5%)

 

コンパニオン検査:標準治療がある。

 

  プロファイリング検査:標準治療実施後。

 

 ○肺がん:若い女性で、タバコを吸わない人が。

 

 ○勉強し、症状を把握、標準治療を知り、納得できる治療を選択。遺伝子変化を尋ねる。

 

 

 

3.「がん免疫療法~これまでと、これから」:北野 滋久

  (国立がん研究センター中央病院先端医療科先端医療開発センター医員)

 

 ○免疫チェックポイント阻害薬:阻害薬同士、化学療法、と併用療法で。

 

 

 

4.「PMDA(医薬品医療機器総合機構)  Hour

      ~新しい医療が国民に届くまで/私たちにできること~:藤原 康宏

 

(PMDA再生医療製品等審査部審査役補佐)

 

 ○jRCT:治験の登録。

 

○AMED:独法医薬品医療機器総合機構

 

 ○くすり相談:03-3506-9457

 

 ○今後、患者も参画。

 

第17回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPに参加(1)。    (7月23日)

 

PAP:患者・家族、一般の方々に向けた参加費優待プログラム

 

 

7月18~20日、国立京都国際会館で開催。今年のテーマ:がんゲノム診療 元年。学会が患者等市民のための講座を並行開催して下さるのは、大変嬉しいこと。3日間の中で強く感じたこと・・①多くの熱意のある医療者の皆さんに接して、大変嬉しく感じた。 ②その中で、多くの知識や考え方を学ぶことが出来た。 ③多くの患者会の素晴らしい活動に接して、触発された。 以下に、幾つかのメモを。

 

 

 

「第1日」

 

  1. 「日本のがん対策~これまでと、これから~」:天野 慎介

                 (一般社団法人全国がん患者団体連合会理事長)

 

 ○遺伝子検査:検査は出来てもエキスパートパネル(専門家会議)のカウ

  ンセラーが少なくて、限界がある。また、検査で分かるのが5割、対応

  可能が1~2割。

 

 ○ピアサポート資料:’19年から改訂作業に。

 

 ○教育(小中)が履修項目に入っていく。

 

 

 

2.「納得のいく治療を選ぶために~シェアード・ディシジョンメイキング

   ~」:勝俣 範之  (日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授)

 

 ○IC(インフォームド・コンセント)⇒SDM(シェアード・デシジョ

  ン・メーキング):双方向のコミュニケーションで情報の共有化。

 

 ○最善の治療:医療者の専門性×エビデンス×患者の価値観

 

  ・早期:再発を減らし、治癒を目指す。

 

  ・進行・再発:より良い共存を。EBM⇒NBM(ナラチブ)

 

  ・終末期:どのような生活を送りたいか。

 

 ○抗がん剤で治癒?(終末期で抗がん剤もある)

 

 ○オプチーボ:何か月かの延命?

 

 ○第4の治療:緩和ケア。

 

 

 

3.「がんサバイバーシップとアドボカシー」:高橋 都

             (国立がん研究センターがん対策情報センター

                   がんサバイバーシップ支援部長)

 

 ○アドボケイト(擁護・支援・代弁):個人⇒他者⇒公共

 

 ○生きる・・期間より濃さ

 

 ○患者の悩み:①診療 ②症状・副作用 ③心の負担 ④暮し (続)

 

「第11回千里在宅医療・緩和を考える会」に参加。             (7月7日)

 

7月4日(木)18:30~20:30、済生会吹田病院で、約100名参加の下で開催。

 1.「在宅医療と病院との連携」:おおさか往診クリニック 星美奈子氏

 

2.「ガラシア病院における退院支援の取組み」:

 

ガラシア病院地域医療連携室看護師長 宇津 裕実氏

 

 

 

それぞれ、初めて耳にすることがあって勉強になった。大半が医療者のようだったので、質問を遠慮したが、近々、両病院の先生とお会いするので、確かめたいと思う。

 

  1. 在宅ケアの患者さんが、最終、60%がそのまま、40%が病院とのこと、それぞれの理由は?

  2. ホスピスから自宅復帰の方が23%・・その理由は?そして最終的には?  

     

 

こうして、各所で地道な努力がされている事は大変嬉しく思います。以上

 

 

 

「出会いから、素晴らしい書物が」                 (7月3日)

 

6月28日にお目にかかった「あずま在宅クリニックの東英子先生」から教えて頂いた「がんを抱えて、自分らしく生きたい」(川崎市立井田病院 西智弘氏、PHP)を、早速購読。素敵な出会いになった。

 

冒頭、「がんを抱えて、自分らしく生きたいと願うなら、医師に頼るべきでない」という同氏は、私にできる事は「患者さんに生き方を教えてもらうこと」、そして「患者さんが自分の足で歩けるように支えること」「その邪魔をしないこと」が、私の役割と。

 

私の中には、たくさんの患者さんが遺していった多くの「言葉」と「物語」がある。出会った患者さんたちの言葉、その命を引き継いでいくために記録を残す・・と。

 

そこに流れているのは、患者と医師とのコミュニケーションから、患者の真の願いが実現されていく「人生の最終段階の生の輝く営み」が、生き生きと描かれている。多くの医師の皆さんに、また多くの市民の皆さんにもお読みいただきたい書物。

 

そして、「第三者のサポートがあるシステムこそが『患者主導』での医療の推進・・「医療の民主化」を促すカギとなると。

 

その事例として、全国100箇所を超える「暮らしの保健室~医療者と市民とが気軽につながれるカフェ」、ご自身もそのための運営会社「一般社団法人プラスケア」を‘17年に立ち上げられた。そして今後は、医療の資格を持っていないプロのナビゲーターが必要になってくる、とも。

 

全国170カ所を超える「がん哲学外来」はその趣旨のものであり、私達の「市民塾」も同じ目的である。こうして形は違っても、「より良い人生の最終段階のための試み」が進んでいるのは嬉しいし、私たちの活動の意義を再確認したい。

 

良き出会いは楽しいし、嬉しいし、これからも大切にしていきたい。 以上

 

「吹田在宅ケアネット世話人会」                  (6月29日)

 

6月27日(木)18:30~20:10、吹田市民病院で第26回世話人会が。

 

第24回研究会(私が担当させて頂いた)の報告と評価などが検討された。

 

その中で、「当ネットの活動」の広報が提案されて、今後の検討課題となった。

私は、「医療職、取り分け訪問看護師の皆さんの技術力アップと在宅ケアの対応力(人員)の拡大を提案、難しい課題であるが、今後の進展を期待したい。なお、吹田の訪看ST.は29と心得ていたが、その時45?の声もあり、早速調べたところ、44。各ST.が参画する組織の中での総合力向上を期待したいもの。

 

なお次回は、10月26日、「在宅ケアの事例研究」となった。   以上

 

「がん哲学外来」のこと                       (6月29日)

 

6月28日午後、守口市の「あずま在宅クリニック」に東英子先生を訪ね、爽やかな春風のような先生と楽しくお話を伺わせて頂いた。先生は、「がん哲学外来・市民学会の世話人」のお一人で、大阪では最初のコーディネーターでもいらっしゃる。

 

先日の「スヴェンソン」と2か所のカフェをお訪ねして、何となく分かってきたように感じた。

 

即ち、樋野教授の掲げる「心得」をベースに、具体的な活動は各カフェに任せて、「創意工夫によりそれぞれが独自に展開を」ということ?

 

当市民塾は、「ピアサポート」の考え方をベースに、「傾聴と情報の提供」を軸に活動をしてきたが、「厚労省主導の西洋的な?アプローチ」に対して、「がん哲学外来」は日本的な曖昧模糊とした風土の上に立ったもの?・・即断しては失礼だが、これを機会に勉強をしていきたいと思います。                             以上

 

令和元年度第1回吹田市地域医療推進懇談会を傍聴    (6月26日)

 

表記会議が、6月19日(水)14~16時、市役所4階会議室で開催。傍

聴させていただいた。当会議にはこれまでも何度か傍聴をさせて頂き、その

都度、「感想・意見等」を事務局に報告させていただいている。

私が、市の審議会に参加させていただいたときには、会議の最後に傍聴者の

意見を求める場合があったが、本会議ではそれがなかったし、傍聴者の感

想・意見を申し上げるのは、むしろ義務だとも考えているから。以下。

 

総論:市民の参画がない事に、委員、事務局の皆さんに意見がないとすれば不思議です。国、都道府県等の医療関係の審議会に、患者(市民)代表が参画するのは通常かと思います。そうでなければ、「忖度」の域を出ません。吹田には相応しい団体がないとのお考えもあるのかもしれませんが、多くの審議会のように「公募により複数委員」の参画もあります。批判ばかりが噴出するなどのご懸念があるのかもしれませんが、「医療は市民のため」、その主役不在で良いのでしょうか。私の府・市の審議会での体験から見ても、必ずプラスに働くと信じています。

 

 

 

案件1.今年度の進め方:

 

1.対応が難しい「3本の柱」への継続挑戦には敬意を表します。是非、実績の積み重ねをと念願します。

 

2.ACP:取組にはかなりの驚きでした。私、現在、一般財団法人日本

  尊厳死協会関西支部顧問(前理事・事務局長)として、尊厳死などの

  出前講座を担当していますが、その中でACPも取り上げます。厚労

  省はACPの概念を「木澤報告書」の形で発表し、現在はその拡大の

  為に指導者や相談員の養成に取り組んでいるのはご案内の通りです

  が、具体的な指針が十分でない事もあり、思うように進展していない

  のではと思います(尤も、まだスタートしたばかりですが)。

 

 

この難しいテーマを取り上げられるのには敬意を表しますが、「在宅希望」に限定するのは、厚労省の基本理念とは違うのではありませんか。「人生の最終段階」の在り方については、誰しも変化があります。それを、ある時点で「在宅」に絞るのは些か問題があると思います(受け取り方に誤解があれば、ご指摘ください)。

 

なお、厚労省では、「人生会議」とのネーミングを発表、シンボルマークも発表しているので、ACPの表現は変更すべきです(小さなことですが、席上、指摘があったように、言葉は正確に・・は言うまでもありません)。

 

ここでも、「作業部会には市民の意見は入らないの?」という大きな疑問が残ります。

 

 

 

案件2.かかりつけ医等の定着促進等に関する市民啓発のあり方:

 

○市民啓発だけで出来るのか?

 

我国は、欧州諸国のように地域のかかりつけ医制ではないので、「医師は患者を選べないが、患者は医師の選択ができる」ですから、市民啓発だけでは不十分です。かかりつけ医を希望される医師の皆さまのために、「かかりつけ医10則」のようなものが必要です。

 

試案:①話をよく聞いてくれる ②専門外の事はご自分の専断ではなく、調べてからの対応を ③必要な時は、専門医(及び、急性期病院など)への紹介を ④最終的には医師への人間的信頼度(医療は所詮、不確実性。市民は医師の医療技術のレベルは分からない)など。

 

なお、ご意見があった①訪問・往診の可能性 ②看取りまでの可否なども、公開すると分かり易い。

 

 

 

案件3.病院職員対象研修会の報告:

 

  ○促進を加速すべき:市内病院の医師・看護師・MSW等は、全員で何

   人でしょうか。ご出席の40人の方には敬意を表しますが、他に、例

   えば「病院の方針の一つとして明確に」、「市民(患者)に、そのメ

   リットを明確に伝える」」「病院単位での研修会」などが必要かと。

 

 

 

案件4.訪問看護事業所(訪看)と病院看護師との連携について:

 

  ○昨年も疑問と提案を申し上げましたが、目的が疑問です。

 

   病院看護師を将来、訪看にシフトしたいという目的ならいざ知らず、

   在宅看護についての最大の問題は、①訪看の人対応(採用)とレベル

   の向上 ②規模が小さいところが多い、に絞られると思います。難し

   い課題だとは思いますが、ここを避けては通れません。

 

 

 

案件5.吹田市在宅医療・介護連携推進協議会における取組の進捗状況:

 

  ○難しい課題ですが、例えば、「すいた年輪サポートなび」のアクセス

   数の把握は?目的としている対象者に役立つ情報になっているか?こ

   れは私自身不勉強なので、発言権はありませんが・・・。

 

 

 

案件6.その他:

 

  1. 参考資料2:機関によって大きな差があります(拾い漏れも?)。

    当懇談会の方針や考え方が反映できるように、各委員のご努力を期待したいです。

    同時に、大規模にわたる催事については、市の広報の支援は可能?

  2. 参考資料3:が添付されていない?

     

    以上

 

「がん哲学外来・カフェ 阪急梅田サロン」を訪問。       (6月23日)

 

6月19日午前、株式会社スヴェンソンLady‘s事業部医療事業マネージャー 井上 頼子氏とお会いしてお話を伺いました。休日にもかかわらず、丁寧にお話しをしてくださいました。

 

 

 

同社は創業35年、全国80店舗、がん哲学外来は20店舗で。ヘアケア業(ウイッグ)で、病院を通じてがん患者との交流が始まり、医療サイドからの薦めもあって、「がん哲学外来」をスタートとのこと。

 

 

同サロンの活動は、年4回程度、講師が1時間の講演ののち、「カフェ」(グループに分かれて話し合い)を1時間。講師との個別懇談もある。話合い中は、テーブルに、「4つのお約束」を。最後にアンケートを頂く。(定員:25名)

 

なおベースは、「がん哲学外来の 心の持ち方10ケ条」。井上氏は事務局の役割りと。

 

 

 

当市民塾は、ピアサポートの考え方をベースにがん患者・ご家族との話し合いの場を持っていますが、「がん哲学外来」の実践の場での勉強もと考えています。                            以上

 

公開医学講座でACPが。                     (6月18日)

 

6月18日14~15時、摂津市立コミセンで、医誠会病院の公開講座を。

 

「がん治療のいまと、がんになったら知っておきたいこと」:がんの発生、がんの予防、がんの治療、代表的ながんの治療と予防、がんになったら(病気を知る事、医療チーム、知っておきたい医療サービス、仕事と治療の両立、治療方針の選択)と、良く整理されて、分かり易いお話しだった。

 

最後に、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の木澤報告書から5つのステップの紹介を。この種の病院の講演会での紹介は珍しいので、「病院としての対応は?」とお尋ねをしたが、「個人的な事で・・」という事だった。

 

いろんな場所で「人生会議」が拡がっていって、それぞれなりの特色のある「人生会議」が展開されることを期待したいもの。         以上

 

 

 

「人生会議(ACP)」と尊厳死を考える              (6月17日)

 

6月15日(土)13:30~16:00、一般財団法人日本尊厳死協会本部(東京)で、第5回出前講座担当者会議に出席(私、関西支部から)、全国8支部から担当者が出席。

 

まず、担当理事から90分のレクチャーがあり、私は7月開催の「第4回関西リビングウイル研究会での基調講演(2時間)の骨子」を説明させていただいた。

 

 

厚労省が、これまで研究をしてきたACP(アドバンス・ケア・プログラム)が、昨年「人生会議」とネーミングされ、相談員を増やすなど全国的に拡大が図られているが、具体的な進め方が明確になっていない中で、どのような展開になるのだろうか。

 

 

でも、それとは別に、「人生の最終段階」の在り方を書面でキチンと書いておくことは、本人が希望する事の実現のためであることは当然としても、残される人たちの哀しみを軽減するためでもあると思うが、皆さん、どうお考えでしょうか。

 

 

 

「人生会議(ACP)」とは:(厚労省、抄)

 

誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性がある。命

の危険が迫った状態になると、約70%の方が医療・ケアなどを自分で決

めたり、望みを人に伝えたりすることが出来なくなると言われている。

自らが希望する医療・ケアを受けるために、大切にしていることや望んで

いること、どこで、どのような医療・ケアを望むかを自分自身で前もって

考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要。

 

自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、

医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い共有する取組。

 

あなたの心身の状態に応じて、かかりつけ医等からあなたや家族等へ適切な情報の提供と説明がなされることが重要。
このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるもの。知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要。        以上

 

大阪がん患者団体協議会・例会。                 (6月14日)

6月12日(水)18~20時、大阪国際がんセンターで。

 

  1. 大阪府がん対策グループ、課長補佐・統括主査から:

    ○大阪府のがん対策の推進状況。(詳細略。ゲノムに注力)

    ○がん対策基金。

  2. 大阪府がん対策推進委員会への委員推薦:

  3. 大阪国際がんセンター会議室の有料化。

 

  .6月9日シンポジュウム評価。 

 

 いろいろな問題も抱えながら、皆さんが熱心に活動してくださってる。

 今後、更に多くの団体が参加し、活動が活性化して、少しでもがん患者・家族

 の役に立てるよう努力したい。 以上

 

 

 

映画「がんと生きる言葉の処方箋」                (6月13日)

 

6月12日、第7芸術劇場(十三)で、観て来ました。市民塾は、私を入れて5人・・何となく、嬉しかったです。創始者の樋野興夫先生(順天堂大学医学部教授)がゲスト・・・。樋野先生のご本、私は1冊だけ読みました。

 

 

 

感想:患者さんには、やはりピアが必要・・そのためには、市民塾も患者さんがもっと

   増えないと…。

 

 

現在は、厚労省推奨?のピアサポートを軸に、吹田で5か所設けて、月6回14

時間、場を持っていますが、更に拡大のためにも「がん哲学外来」の勉強をして

みたいと思います。

 

 

情報をお持ちも方、教えて頂けませんでしょうか。         以上

 

勉強会に参加。                             (6月9日)

 

本日2:00~4:30、「がんと共に生きる会」主催の勉強会・サロンに参加。

 

テーマ:「納得いく療養のために~遺族の想いは」

 

講師:国立病院機構 大阪南医療センター 患者支援室長・がん相談支援室長補佐 萬谷 和宏氏。

 

科研研究費助成事業「がん患者・家族の終末期における納得いく最期を迎えるための検討要因の解明」を、アンケート結果を踏まえてお話を。その後、自由懇談。

 

 

 

以下に、少し紹介を。

 

  1. 大切だったことは?

    ○終末期医療の内容の決定に関する話し合いは、誰が?:医療者18%、  患者25%、配偶者31%、子19%。

  2. ○終末期医療の内容の決定は、誰が?:医療者16%、患者30%、配偶者32%、子18%。

    ○患者と家族が話し合いのうえ、同じ思いで進める事が「満足度が高い」

    ○まとめ:目指すべきは、患者さんと、ご家族や大切な方が話し合い、共に「納得したうえで治療や療養を見出し、進めること。

     

  3. どのような選択が、よい選択か。

    ○告知:

    ・満足している事:告知しなかったこと。

    ・後悔している事:本人に伝えたこと。伝えてしまったこと。

    ⇒まとめ:告知の方法の是非ではない。

    ○療養の場:

    ・満足している事:ホスピスで。自宅で。

    ・後悔している事:家に連れて帰らなかった。もっと安らかに過ごせなかったか。

    ⇒まとめ:どこが、ではない。

    ○家族との関係:

    ・満足している事:病院の個室で過ごせたこと。闘病中の父を支える事が少しでも出来た。

    ・後悔している事:夫の辛い気持ちに十分寄り添えなかった。子どもたちと別れをチャンとできなかった。もっと本人と話しをしておけばよかった。

    ⇒まとめ:ともに時間を過ごす、寄り添う、話し合うことは重要。

     

    3.「いい選択は」とは、どうすることか。

      ・「納得できるかどうか」にかかっている。

      ・大切なのは、納得するまでのプロセス。考える時間や機会を持ち、悩み、答えを出していくまでのプロセスが大切。

     

    私が感じたこと:「選択」の中で示された事は、残される者の努力で対応するのではなく、残していくものが、生前、その意思をシッカリ文字で残しておくべき。

     

    私が得たこと:最期は、「笑って」・・残される者のグリーフを減らしたい(半分冗談、半分本気。以上

 

淀川キリスト教病院「がん患者と共に学ぶ会」

 

6月5日(水)2:00~4:30、参加してきました。

 

テーマ:「血液検査データの読み方」(臨床検査課 井尻副主任)。

 

・臨床検査とは ・血液検査データの読み方 ・腫瘍マーカーについて・・とても分かり易いお話しでした。

 

 私は、かかりつけ医による年1回の検査結果を持参しましたが、基準が違うことに気付いて、その理由を質問したところ、「病院の検査機器による基準値の違い」「学会のデータの採否」などで、違いがあるとのこと。恥ずかしながら、今日まで知りませんでした。

 

ですから、実施検査機関の数値を他の機関の基準値と比較する事は、要注意とのこと。以上

 

淀川キリスト教病院「がん患者と共に学ぶ会」

 

5月29日(水)2:00~3:30、参加してきました。

 

  1. テーマ:知っておきたい、がんの治療に使用する薬。~抗がん剤・分子標的薬・免疫療法について~

  2. スケジュール:講師のお話:30分。質疑:15分。茶話会:35分。

  3. 参加者:約20名。

  4. 茶話会:2Gに分かれて。

  5. 患者さんと非患者さんの場合・・・患者さんが話しにくい、というより話したくない?

  6. 当市民塾の患者会に、多くの患者さんが来て頂くことの大切さを改めて感じました。

 

  1. 6月 5日(水)「血液検査データの読み方」

  2. 7月31日(水)「ホスピスについて」

  3.9月25日(水)「高齢者とがん」

             (時間:いずれも、2:00~3:30)以上

 

 

 

大阪・神戸にもマギーズをつくりませんか?

 

5月18日(土)14~16時、西宮市民会館で、マギーズ東京の秋山正子さんを招いての講演会に参加しました。(主催:西宮市・つどい場さくらちゃん)

6,70名の多くの参加者を前に、秋山さんの熱のこもったお話を伺いました。
初めの1時間は、マギーズ設立に至る30年間の秋山さんの在宅看護のお仕事中心のお話が。大変幅広い活動と長年蓄積された多くの人脈などに支えられてのマギーズ誕生だということが良くわかりました。

後半の40分ばかりが「マギーズの現状」のお話。秋山さんのお話は2度目ですが、この部分は新鮮なところがいくつかありました。残念だったのは、スライドの印刷・配布がなかったので、「マギーズの名前を冠するための条件」「各種スタッフの皆さんの現状」など、知りたい事のメモが十分できませんでした。
それにしても、大きな組織で動かしていることを今更ながら強く感じました。

質疑の時間で、私は会場の皆さんに、今日のテーマは「大阪・神戸にもマギーズをつくりませんか」なので、「マギーズの勉強会設立」を呼びかけました。大きな拍手は頂きましたが、残念ながら反応がありませんでした。

秋山さんは、マギーズの名前を冠するには難しい条件があるので、「マギーズライク」でと呼び掛けられました。「ライク」にしても大変ですが、挑戦のための勉強をしてみたいと思います。以上

 

日本外科学会・市民講座に参加。                  (5月9日)

 

第119回日本外科学会定期学術集会 第45回市民講座「最前線のがん治療を阪大消化器外科がわかりやすく解説」が、立命館いばらきフューチャープラザで、5月5日13~16時開催。参加しました。

 

 

 

講演1:「大腸がん治療の最前線-見えないがんを治療する―:阪大(下部消化管グ

 

ループ)水島恒和教授

 

   ○罹患数:1位、死亡者:2位。

 

   ○手術:腹腔鏡が97%(阪大病院)

 

   ○再発率:ステージ2・・15%、3・・30%。原因・・手術の時に取り切れ

     ていない⇒術中に取り残しが分かるような器具でチェック。

   ○抗がん剤の効果:使ってみないと分からない・・今後、改善の努力を。

 

 

 

講演2:「肝がん、膵がん治療の最前線―難治がん克服のために―:阪大(肝胆膵移植

     グループ)江口英利准教授

   ○死亡数:膵がん・・4位、肝がん・・5位。

 

   ○肝がん:なりやすい人・・C型肝炎、B型肝炎、肝硬変、アルコールなど。

 

        予防・・肝臓病を治す、アルコールを控える。

 

   ○膵がん:原因は分からないし、症状が出たときは進んでいるケースが多い。

 

        予防、検診で。

 

 

 

講演3:「胃がん、食道がん治療の最前線―取る手術から残す手術へ―:阪大(上部消

     化管グループ)山崎誠教授

 

 

   ○胃がん:罹患の伸びは小さくなっている。カメラが急速に進歩している事、薬

        剤が豊富であることで、治癒率が高まっている。

 

   ○食道がん:手術の技法が進歩している。

 

   ⇒治療は、「取る」から「性格機能を残す」ことに。

 

    「がんになっても、よりよく生きる」をモットーに。

 

 

 

特別講演:「明日を読む―正しい判断は、正しい情報から」:辛坊治郎(元読売テレビ

      報道局解説委員長)

 

 

 

対談:「がん患者とご家族の立場、大学病院ドクターの立場」:

    阪大(消化器外科)土祐一郎教授・清水健(元読売テレビアナウンサー)

 

土岐氏:〇がんの罹患者が若年者にも拡大、対応の仕方も多様化。

 

  ○「ガイドライン」:元気な50歳代の人を対象。現場では、本人の症状を総合

    的に見ながら判断。

 

○医師との信頼関係:患者さんは、素直な気持ちをぶつけてほしい。

 

○患者さんへの症状の伝え方:生存率(例え、70%でも)は伝えない・・ご本

 人にとっては、常に「生か死か」だから。

 

○抗がん剤:30年前は、精々1か月? 今は、治癒する事もあり、効果は大き

 くなっている。

 

   ○今後の医療:手術しないで済めばいいが、まだ・・・。

 

   ○医療界も働き方改革:個人の力から「チーム力」に。効果も大きい。

 

 

 

講演は各30分、その後、医局のご婦人2人によるクラシック・ミニ・コンサートが30分、辛坊氏の講演が50分、最後の対談が20分と、通常の学会市民講座とは様子が違って、大変ソフトな雰囲気でした。なぜか、グリコのお菓子詰め合わせを大きなバッグにの、お土産付き。                        以上

 

「吹田在宅ケアネット」第24回研究会、当市民塾が担当   (4月30日)

 

 

4月20日(土)14:00~16:30、吹田市民病院1階講堂で開催。参加者は、当市民塾を含む各職種、40数名。

当市民塾の担当は3回目。今回は「みんなで考えよう!私たちの街の在宅ケア」のテーマで、「吹田在宅ケアネット」の目的~がんなどの患者及び家族が円滑に在宅で過ごすために、「医療者及び介護者の技術力の向上をはかり、吹田地域のネットワークとシステムなどの仕組みを構築する」こと~の推進を図ろうとするもの。

はじめに、開会の挨拶を吹田市民病院副院長戎井力氏から。
次いで、市民塾小澤和夫会長から、「市民塾」の活動報告の後、市民の考え方を3つの資料(*)から紹介、厚労省の「在宅医療連携モデル構築のための実態調査、吹田市「訪問看護の実態調査結果」などを紹介、「そこから読み解く(私見)」(**)を発表。

 

(*)①厚労省「人生の最終段階における意識調査」(’18.2) ②吹田市「医療に関する市民アンケート」(’17.3) ③吹田ホスピス市民塾アンケート(’16.10)

その後、各職種混合で7グループに分かれて、司会者・書記を中心に、約1時間話し合い。最後に各グループから話し合いの概要を発表して終了。

グループでの話し合いは、予想以上に盛り上がり、多くの意見が交換されました。

 

(**)「資料から読み解く」(私見)

  1. 市民は、「人生の最終段階」をどの様に過ごしたいか:

 

〇多くの市民は、在宅を希望。

  1. 厚労省:ケア47%⇒最期76%(全体の36%)

  2. 吹田市:64%⇒可能16%、無理48%。⇒最期45%

  3. 市民塾:61%⇒最期28%

 

⇒40%と設定すると・・・×900人=(吹田市内で)360人が在宅を希望?

 

〇在宅希望の理由:(%)

 

 

厚労省

吹田市

    住み慣れた場所で最期を迎えたい

72

68

    最期まで自分らしく好きなように過ごしたい

63

 

    家族などとの時間を多くしたい

51

45

家族などに看取られて最期を迎えたい

36

40

    医療を過剰に受けたくない

 

30

    経済的負担を少なく

 

26

 

   自宅療養が困難な理由:(吹田市。%)

 

家族がいるが、負担をかけたくない

68

経済的な負担がどれほどになるか分からず、不安が大きいため

43

自宅での療養について、情報が少なく、想像できないため

34

緊急時の医療体制に不安があるため

26

訪問介護の体制やサービスが不十分であるため

11

 

 

〇在宅医療推進の課題(厚労省、付2から):

 

①医療のマンパワー

マンパワーの確保

72

 

知識・経験・技術の向上

47

 

介護関係者の理解

38

②体制の整備

変時等への後方支援体制

64

 

家族の看護・介護の軽減(レスパイト)

57

 

普及啓発

47

 

在宅医療基盤の整備

34

 

かかりつけ医等の普及

30

③病院の対応

病院等の医療従事者の理解

43

 

退院支援体制の構築

41

④その他の体制

高齢者介護施設等の看取りの推進

38

 

高齢者向け住宅等での高齢者の受け入れ

36

 

医療機関と社会福祉施設等との連携

31

 

 

                               以上

 

 

 

 

 

 

 

 

平成30年度吹田市市民公益活動促進補助金 交付事業報告会   (4.26)

 

4月13日(土)13~16時、ラコルタ(市民公益活動センター)で開催。

 

 地域住民居場所づくり活動2件、促進・スタート支援2件、促進・自立支援16件が、順次、報告。発表5分、質疑3分の短い時間ですが、各グループの精一杯の活動報告に感銘。当市民塾も、昨年12月16日の中山富雄先生の講演会「がんの予防と早期発見」の補助金15万円の報告を致しました。

 

 最大の問題は、目標300人のための来場者確保にあり、皆さまのご意見を求めましたが、当然のこととして奇策はありませんでした。2年後の企画に当たっては、広報の在り方を抜本的に検討しなければなりません。

 

 良い知恵がありましたら、ぜひご教示下さいませんか。

 

がん、10年生存率56%、5年は67%にアップ         (4月22日)

 

国立がん研究センターが、4月9日発表。

 


○平成14~17年にがんと診断された人の10年後の生存率は、がん全体で56.3

 %。(昨年の調査より0.8ポイント上昇)
○平成20~22年に診断された人の5年後の生存率は67.9%。
○定年退職した人のがん検診受診率が低いという課題がある。

詳細は、「全国がんセンター協議会」のHPで。http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/

詳細を見てみると、良く言われているように、「早期発見」がキーになります。
昨年の中山富雄先生(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 検診研究部長)の講演会でも伺いましたが、早期発見への取り組みは個人がシッカリ考えなければなりません。

 

 

ご参考:(中山先生講演録から)

 

○がんの一次予防(まとめ)

 

①タバコを吸っている人は、やめることが最大のがん予防になる。

 

②がんを確実に予防できるものはない。

 

③サプリメントによるがん予防は、科学的証拠がなく、過剰な摂取はかえってがんに

 なりやすい場合がある。

④極端な変色以外は、目に見えた危険性の上昇はない。

⑤1日30品目のようなバランスのとれた食事が望ましい。

 

  1.  

     

 ○まとめ:

  1.症状がある時は、検診でなく病院へ。

  2.検診のご利益は完璧ではない。

  3.検診が役に立たないがんもある。

  4.人間ドック住民健診を使い分けよう。

  5.対象年齢、受診間隔を知っておこう。

 

 ご覧の皆さまが、少しでも関心を持って取り組んで頂けるよう期待します。以上

 

医療者と良いコミュニケーションを図るには           (4月15日)

 

3月21日(祝)13:00~16:30、NPO法人がんと共に生きる会公開講座in大阪が、大阪国際がんセンターで開催。来場者約100名。

 

 

テーマ:手をつなぐ。伝えきること、わかり会うこと。

         ~がん患者と医療者のより良いコミュニケーションを目指して~

 

 

 

講演①「はなす」ことで自分らしく医療とかかわる:

      大阪国際がんセンターがん相談支援センター副センター長 池山 晴人氏

 

講演②がん治療~一人の外科医の思い:

     奈良県西和医療センター 消化器がん低侵襲治療センター長 辰巳 満俊氏

 

講演③がん患者・家族の納得いく療養のための医療者との関わり~遺族の想いを通して

      大阪南医療センター患者支援室長・がん相談支援室長補佐 萬谷 和弘氏

 

講演④医療者とのより良いコミュニケーションのエッセンス:

        大阪国際がんセンター 看護部 がん看護専門看護師 北島 恂子氏 

 

講演⑤安心して治療を受けていただくために 「薬剤師」の様々な場面での関わり:

       大阪国際がんセンター 薬局副薬局長 がん専門薬剤師 金銅 葉子氏

 

 

 

講師の皆さんが仰せの総論(このように発言、行動すべし*)は、全てその通りです。問題は、患者は中々それができないという事。

 

 

 *○率直に話す ○共有する(一人で悩まない、誰かに話す)○1人で話を聞かない

  ○気づく(自分の気持ち、考え)○質問する(箇条書きで)○納得する(分かっ

  たったつもりにならない)など。

 

 

がん患者・ご家族の皆さんとお話をしていると、医療者とのコミュニケーションギャップが大きいと感じることが多いだけに、とても良いテーマだと思いました。

実際の相談の場では、傾聴に徹することで、相談者は自身の考え方を整理してまとめて帰られることが多いです。

 

 

また、患者支援センターへの相談で解決できるものもありますが、それ以外のケースを考えてみました。 

私案:仕組みがないと動かないのでは?

 

  1. 「悩み、困った時は、(例えば)患者支援センターに」と文書で知らせる⇒医師への遠慮から、効果なし?

  2. 「医師の仰る事が分かりにくい時はナースに」と文書で知らせる⇒実行の可能性は?

  3. 治療・ケアについての医師の提案は、複数を提示いただき、それぞれの「考え方の概要、メリット・デメリット、その後の予想」を書いて頂く⇒実行の可能性は?

 

 

 

  ⇒何かうまい方策はありませんかね。                 以上

 

平成30年度大阪府がん対策推進委員会、開催。       (4月10日)

 

3月18日(月)17~19時、国民会館住友生命ビル12階で開催。 

 

議事1 各部会の活動状況について:がん検診部会、がん診療連携検討部会、がん登録

        部会、小児・AYA世代のがん対策部会、肝炎肝がん対策部会の5部会からの報

        告。

 

議事2 第3期大阪府がん対策推進計画に係るアクションプランの作成及びPDCA進捗管

        理について:第3期計画(’18~’22年度)の4つの大項目(①がんの予

        防・早期発見 ②がん医療の充実 ③患者支援の充実 ④がん対策を社会全体

        で進める環境づくり)、その4項目の下の小項目34の政策が、6年間のアク

        ションプランで。

 

  更に、その個別施策(89)の詳細、本年度の取組、評価・次年度の取組が、PDCA

  捗管理表に。大変膨大な計画の初年度が終わり、2年目に入ります。

 

   大阪府と各市、行政の確実な推進を期待します。

 

  なお、④がん対策を社会全体で進める環境づくりの中の「3.がん患者会等との連携

  促進」で、がん患者会の役割が大きく求められていて、私たちもそれにシッカリ応え

  ていかねばなりません。医療者が信頼できる良きパートナーとしての患者会を目指し

  ていきたいと思います。

 

 その他:大阪府受動喫煙防止条例について、大阪がん患者団体協議会の活動について、

         が報告。国の法律を超える受動喫煙防止条例の実現に期待したいです。以上

 

「死の授業in江坂」…高校生講師が。               (3月30日)

 

 一般財団法人日本尊厳死協会関西支部主催の第3回関西リビングウイル研究会が、3月16日(土)13:30~15:30、JEC日本研修センター江坂で開催。

 

 テーマ:医学生、看護学生with長尾和宏の白熱教室「死の授業」in江坂と、テーマのせいもあり、今回は若い方、医療関係者の方が多くお見え。

 

 

 

 まず、長尾支部長(協会副理事長)が、「リビングウイルを尊重した人生会議をやりましょう」と題して、数日前から大きな話題になっている「東京都福生市の公立福生病院の透析中止問題」を取り上げて、患者の意思の尊重を(30分)、続いて啓明学院高校3年(卒業、4月から関西学院大学)の波多江めいさんが、「安楽死は日本で認められるのか」と題して、2年間の学術研究を踏まえて発表を。

 

 

 

 その後、約1時間、フロアの皆さんと緩和ケア医師なども交えての意見交換が活発に行われました。これまでにない活発な話し合いが続きました。

 

 実は私は、波多江さんとは昨年夏、第2回関西リビングウイル研究会でお会いして、「尊厳死・安楽死」の資料をお渡ししてからの交流です。波多江さんからは、3つのサプライズを貰いました。

 

  1. 卒論にビックリ:今年2月に長文の卒論を見せて頂き、その奥行きの深い内容に、素晴らしいインテリジェンスを感じて、学校・ご本人のお許しがあれば是非、関西支部内で披露したいとお願い、それが叶って支部内に回覧したところ、一同が驚きを持ったのが今回のプレゼンにつながったものでした。

  2. パワーポイントの出来栄えにビックリ:初めてパワーポイントを使ったとのことですが、素晴らしい、分かり易いスライド。

  3. 当日のプレゼンにビックリ:とても分かり易い語り口、それに加えてユーモアたっぷりの表現、フロアへの質問も・・・答えに「ワー!!」とのやり取りも加え、聴衆を魅了するプレゼンに、会場が大きな感動と拍手に包まれました。

     

 

私も、窓口の役割を果たせて、本当に嬉しく感じました。

 

 なお、私は関西支部で出前講座を担当する一人ですが、本年度は「高校生づいた1年」でした。女子高生は、ほかにももうお一人から同じようなお尋ねを頂き、同じ資料をお渡ししたり、兵庫県下の高校(英語科)が毎年開催している「ディベートマッチ」のテーマに「安楽死の法制化は合法か」のテーマが決まったこともあって、3つの高校から出前講座の要請があって、1時間30分ばかり講演をさせて頂いたことがありました。

 

 

 

 また、今年の第35回土光杯全日本青年弁論大会のテーマ「私の100歳時代プロジェクト」で、「安楽死という選択」と題して安楽死の法制化を提案した早稲田大学2年の大瀧真生子さんが産経新聞社杯を。

 

このように若い皆さんが「死」に関心を持って議論されるのは、本当に嬉しい事です。死を考える事は「如何に生きるか」を考える事であり、若ければ若いほど人生にとって有効だと思うからです(勿論、私のように80台の半ばの者でも同様です)。

 

 

 

 週刊文春(‘14.11.20、1,043人の回答)によれば88%が尊厳死に賛成。また文春(’17.3号)の「著名人60人の安楽死は是か非か」でも同じ88%が尊厳死に賛成と。このような日本人の大半が尊厳死に賛成している(安楽死にも約70%が賛成)にも拘わらず、法制化が進まない事が残念です。少なくとも国民みんなが議論すべきテーマだと思います。

 

 それとも、波多江さんのような若者が大きく育ってからでないと「時代は変わらない?」のでしょうか。

 ただ現実がそうであるのであれば、市民としてはせめて「人生の最終段階でどうありたいか」を文書で残しておくべきではないでしょうか。それは私達自身のためであるのは勿論ですが、残される家族の皆さんが「悔いのないケアと看取り」をすることにつながるからです。                            (以上)

大阪がん患者団体協議会総会開催。               (3月25日)

 

大阪がん患者団体協議会は‘10年設立、大阪府がん対策推進委員会及び各部会に委員の推薦、市民委員として活躍をしていている団体です。

 

年1回の総会が、3月13日(18時~20時)、大阪国際がんセンターで開催。

 

今回は、4団体の退会が報告され、17団体となりました。患者会もご多分に漏れず高齢化が進み、活動の中心となる後継者が見当たらず、活動を中止せざるを得なくなる事例が増えているようです。これはボランティア団体に共通する事のようですが、取り分けがん対策の推進に当たっては、行政や医療者が患者の意見を聞くことの大切さが認識され始めている昨今、協議会としても患者会の新規加入の促進が喫緊の課題です。

 

なお、幾つかの議題が検討される中で、第3回公開シンポジュウム(6月9日13:30~16:30、大阪国際がんセンター)の企画が決定。シンポは、毎回約100人の市民が参加する中で、活発な話し合いが行われています。                           (以上)

 

’18年度総会、終わる。                  (3月22日)

 

3月9日(土)14:00~15:40、デュオで。

 

議案の予定通り、①‘18年度活動報告 ②’18年度会計報告及び監査報告 ③’19年度活動計画 ④’19年度予算 ⑤’19年度役員改選 ⑥その他 と進み、活発な意見交換をしながら、提案通り決定されました。

 

主な点を以下に: 

 

  1. 活動報告の中では、グループ名やスローガンの中の「吹田」の名称が他市からの参加を逡巡させるところがあるので、名称変更を検討してはとの提案が。

    ⇒私の考え方:吹田市内でも十分な活動が展開されているとは言い難い。吹田に密着しているために活動がスムーズに運べるところがある。地域を拡大すると(豊能地区だとか)、その地域全体での活動が必要になって、現在はそれだけのパワーがない。むしろ、各市で患者会(及び患者支援団体)の誕生を促進して、その連合体での活動を展開するほうが効率的だと考える。因みに、現会員数(3月1日)80人、うち吹田市外18人、(23%)

    なお本件は、役員会の検討事項に。

 

  1. 今期の収支:現金主義で計算をしています。収支は約13万円の黒字でしたが、前期の収入や今期の経費を前期に支払っている等を修正すると、収支はほぼゼロです。これは、何人もの方、会員さんも含めての寄付相当が約7万円あって、そのお陰での結果です。

    財政の安定のためには、会費(年1,200円)以外に、ある程度の見込める収益がある事が望ましいと考え、新年度から賛助会員・特別会員の制度を会則上設ける事にしました。具体的になりましたら、多くの皆さまの浄財をお願いしたいと思っています。

 

  1. 役員改選:4人退任、2人新任で、12名体勢となりました。

 

 

 

総会終了後、恒例の懇談会を1時間。出席の皆さんが自由に発言頂き、更には希望者だけで、近くで和やかに懇親会を設けて、散会となりました。以上

 

第5回デュオ祭で、研究発表と展示を。 (3月16日)

2月24日(日)10~16時、第5回デュオ祭で。
当市民塾は、「がん患者・家族会」「吹田ひまわりの会」「定例会」などで、男女参画センターデュオを、年間約40回使わせて頂いています。

今日は多くのグループが、数々の研究発表を、そして展示を。
当市民塾は「61%が生活習慣病で亡くなる~現状と対応策~」を発表、20分の短い時間でしたが、皆さんが熱心に聞いてくださいました。
例年は、15~20名くらいでしたが、今年はなんと40名を超える皆さんが・・・そのため、準備した資料が少し不足して、ご迷惑をかけました。

2階での活動紹介のブースでは模造紙大のポスターを貼り、お見えいただく皆さんにリーフレットやチラシを手渡し、活動の紹介をさせて頂きました。。
「こんな活動があるのを知らなかった」
「知ってたらもっと楽だったかも・・・」との声を頂きました。これから一層市民の皆さまに近い広報を心がけていこうと思います。

後藤市長が展示室を巡回されましたが、私たちのブースにお見えの時には、「昨年12月の講演会にご挨拶を頂いたお礼」と来場者の感想(神戸市の市民さんが、「吹田は、市民の催事に市長がお見えいただき、健康都市への意欲をお話し頂いて羨ましい。市長のお話を聞いて、帰りに健都を見に行きました」と、メールが)などを申し上げました。

後藤市長は、「禁煙の勧めめを、是非、市民の皆さんに伝えてほしい」と、仰せ。「先日の吹田市立図書館主催の講演会でも、本日の研究発表でも、強く訴えています」とお話させていただきました。                        以上

吹田市立図書館主催の講演会に招かれて(3月10日)

 

2月19日(火)14時~15時30分、夢つながり未来館(ゆいとぴあ・山田)に。第5回吹田市立図書館健康医療情報講座にお招きを頂いて、講演の機会を。

 

 

テーマ:「がんになっても安心して暮らすために

           ~がんの予防・早期発見、情報の探し方」

 

雨の中を19人の方が熱心にお聞きいただきました。当日持参した「がん情報サービス」(国立がん研究センター)の小冊子6種類60冊は、4冊を残してすべてお持ち帰り頂きました・・・これは大変珍しい事で、少しでもお役に立ったかと嬉しかったです。

 

また、終了後、お二人の方がお話しに来られました。

 

お一人は、以前、ボランティ活動の場でご一緒した方で、最近ご主人を在宅で亡くされ、とても良い先生と出会えて良かったと。当市民塾の「吹田ひまわりの会」(ご遺族の会)にお誘いをしました。

 

もうお一人は、ご友人が治療の選択(手術か放射線か)でお悩みになっていらっしゃる、とのご相談。2人の医師と相談をされているとのことでしたが、いろいろ質問をすると、「私以上に勉強をしているね。私が信頼できないのか」といった返事で、相談にならない。「患者ファースト」とは縁遠いお話を身近で聞かされました。

 

なお、吹田市立図書館の医療情報グループ(?)とは、数年前に、当市民塾が前記の小冊子数冊ずつを市内の図書館全10館に計50冊、贈呈したことがありました。

 

読売新聞の「医療ルネサンス」で2月中旬、5回シリーズで「図書館の力」が連載。その中で、14年度の調査として、都道府県立図書館の9割、市区町村立図書館の4割が、ブックリスト作成やコーナー設置など、何らかの健康・医療サービスを提供、と報じられていました。

 

今後、吹田でも、図書館のこうした役割を発揮して頂きたいと思いました。

 

なお、国立がん研究センターでは、「がん情報ギフト」を、全国3,000の公立図書館対象に300館目標に展開中(現在、159館が採用)。50冊の冊子などをラックを含めて1セット3万円で、推進中です。吹田の各図書館にご意向があれば、当市民塾としてもお手伝いができないかと思っています。

 

 

 

なお、19人の皆さまからのアンケートの一部を如何に:

 

内容:とてもよかった 10人 よかった 7名 普通 2人 

 

感想

 

・講師の方のお話、解説、レジメがわかりやすかった。(複数回答)

 

・基本的な内容でよかった。

 

・充分参考になった、ありがとうございました。(複数回答)

 

・情報、インターネットですべて信用はできないとやっぱり思う。

 

・「患者の立場もふまえたお話」が判りました。

 

・医療従事者と患者の立場ともの悩みが聞けてよかった。

 

・医者にもこの話をしてほしい。患者はいざとなったとき、何をきいても

 頭に入らないと思う。先生側から書面でメリット・デメリットを書いて

 渡してほしい。それは医者が絶対しないといけない。私はガンではなく

 良性であったが、先生が急がせて考える時間がなかった。

 

・一般市民の立場で、医師に話してくださるのはありがたいです。

 

・検診は万能ではない確かにそうですが、ズーとほおっておいてから行く

 より、毎年(定期的)に受けてる方が、何かあったとしても早期でもあ

 り、やっぱり安心です。そして、また頑張ろうと思います。

 

・情報リストの本の掲示があり、手に取り内容が分かり良かった。図書館

 の検索では少し内容が書いてあるものの、実際の本を手にしてみないと

 分からない事が多いので。

 

・「吹田ホスピス市民塾」がどういう組織かわかりませんでした。

 

・「マギーズ大阪」実現、夢ではないと思います。市民・行政が協力し合

  えば。

 

・私は母と主人を「がん」でなくし、一人身となりました。いろいろな場

 面を思い出しながら、そしてがんにならないために、毎日を生きて行き

 たいと思います。「吹田ひまわりの会」、とても気になります。以上

 

どうすれば、患者会は医療者の信頼を得られるのか?(3月4日)

 

     平成30年度第2回豊能医療圏がん医療ネットワーク協議会から

 

14日14~15:10、千里阪急ホテル。

 

地域内の行政(6市町村)、医師会など医療機関から約120名の委員で構成、豊能地区の医療全体を動かす大きな組織です。

 

大阪府下の8つの2次医療圏に設置している協議会。各ホームペイジを見ても、豊能地区は大変、活動が活発なのは嬉しいです。

 

私はこの1年、オブザーバーを委嘱され、2度目の出席。

 

 

 

当日は、大阪府、大阪国際がんセンターからの情報提供の後、4部会(がん登録、緩和ケア、がん検診情報、がん地域連携)の報告があって、最後に、私が2分間時間を貰って発言を。

 

 

 

  1. 吹田のがん相談の中で最も感じている事・・医療者と患者とのコミュニケーションギャップ。医療者や市民の皆さんにそんなことをお話しさせて頂いているので、どうぞお呼び下さい、とお願い。

  2. オブザーバーが部会の傍聴を許されないのは寂しく、哀しい。来年度以降も患者会を招いてほしいが、部会の傍聴も許してほしい。

  3. 府下8協議会のHPを見ても、豊能地区の活躍は卓越していて、嬉しい。

 

 

 

皆さんは大きな?拍手をしてくださいましたが・・・。医療者が信頼して下さるためには、どうすれば良いのでしょうか?                     以上

 

 

「吹田市地域医療推進懇談会(平成30年度第3回)」から

 

2月13日(水)14~16時。市役所。

 

  平成28年度?からの懇談会・・医師会、急性期病院、療養型病院、在

  宅療養診療所、訪問看護ST,保健所など、吹田市の主要医療機関による会

  合です。

  私は出来るだけ傍聴をして、感想を事務局に報告して来ています。以

  下、議案と私の意見(簡略に)。

 

  1. 急変時の入院受入れ体制の整備における病病連携について:

    当初の目的「医療・看護のスキル提供を介した病病連携」が、療養型病院へのヒアリングの結果、「病院間の効果的な情報交換」に変更になったのは残念。

    新方針では、目的とそのための情報についてのフレームと運用システムが必要。

    看護師研修もテーマアップされたが、訪看ST.を対象に、レベル別にプログラムを何種類か企画して、年間企画を考えては。(在宅ケアの軸は、訪問看護師のスキルが重要)

 

 

 

(2)作業部会の報告(病院看護師の訪看ST.への出向)

 

在宅ケアの充実を考えると、訪看のパワーアップを主軸に考えるべき。

 

そのためには、①看護師の確保 ②規模の拡大策 ③スキルアップ、の3点が軸。

 

  1. ・・市?が軸になって、訪看の看護師募集(潜在看護師発掘も含め)の合同企画を、毎年1,2度実施。

  2. ・・責任者対象に、マネジメント研修を実施する中から、規模の集約ができないか。

 

現状(小規模STが多い)では、24時間365日ケアが難しい。

 

 

 

(3)病院職員対象研修会について:

 

目的を「在宅療養推進のための」として、そのための研修対象者をどのような基準で選定するか、そしてその後の院内での展開は出来るのか?実施することが目的にならないように、どう考えればよいか。

 

 

 

(5)済生会吹田病院の事例報告(誤嚥性肺炎に関する病病連携)。

 

急性期、慢性期、それぞれの機能に合致した診療体制づくり?

 

これを機に、

 

  1. 他の疾病で、このような事例作りは?

  2. 吹田市内の慢性期病院に呼びかけて、「2匹目のどじょう」探しは?

 

                                以上

 

「すべての人の、心身の穏やかな最期を願って」(’19.2.20)

 

日本緩和医療学会主催市民公開講座

 「あなたを支える緩和ケア~治療も仕事も、生活も~」から。

                  2月11日(祝)14~17時、中之島会館

 

 

講演:医師、看護師、相談支援センター相談員、がんサバイバーの4人が20分ずつ。その後、6人によるパネルディスカッション。以下、いろいろと考えることが出来ました(順不同)。学会の市民向け講座は嬉しいです。

 

  1. 澤井製薬のサイトで、ジェネリック薬品とその価格が検索できる。

  2. 「がん」相談:不安と恐怖への相談対応が必要。就労問題。正しい情報の入手策。等、幅広い情報の準備が必要。当塾も、幅広い相談内容に対応できるよう(直接でなくても、情報源のお知らせを)勉強が必要。

  3. 家族とのコミュニケーション・・・死の教育のあり方。

  4. 「愛媛オレンジの会」:県のサポートで「町なかサロン」を常設。「家族必携」書を出版。若年がん患者対応。など、患者・家族に密着した活動を展開。

    この会の活動は、私の目標イメージに近い。

 

   当市民塾も、自らの勉強の幅を広げ、深みを作って、もっと患者・家族のお役に立

  つ構想を考え直す必要がある。

  なお、がんサバイバーさんの発言は訴求力が強い。(当市民塾でも患者さんの直接

  の声の発信が大切)

 

 緩和ケアは、がんの患者さんが最終段階で処方されるもの・・・との誤解がまだある

 ようですが、すべての疾病で患者・家族のあらゆる痛みを和らげようとするもので

 す。こうした正しい認識を多くの人が持って、患者・家族の皆さんがシンドイ疾病の

 中でも、毎日を少しでも明るく、その人らしく生きるようにありたいものです。

 また「痛み」というと、すぐに身体の痛みと考えますが、それは当然としても、「他

 のすべての痛みを緩和するもの」として、社会の仕組みも含めて「生活の質」(QOL

 が高まっていく事も期待したいものです。

 

(緩和ケアの定義:ご参考))

 

○緩和ケア関連団体会議(18団体、平成29年度)

 生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを、痛みやそ

 の他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行

 い対応することで、苦痛を予防し和らげることを通して向上させるアプローチ。

 

 

 

○がん対策基本法(平成28年12月施行)

 がんその他の特定の疾病に罹患した者に係る身体的若しくは精神的な苦痛又は社会

 生活上の不安を緩和することによりその療養生活の質の維持向上を図ることを主た

 る目的とする治療、看護その他の行為。

 

 

 

WHO(世界保健機関)2002年)
 
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対し

 て、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に

 発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを

 予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善

 するアプローチである。

 

 

 

「いかに死ぬか~いかに生きるか」 (’19.2.15)

 

これから、毎月1回以上、メッセージをお届けしたいと思っています。ご感想・ご意見があれば教えて下さい。(zaitaku51@nifty.com)

 

 

一般財団法人日本尊厳死協会関西支部「なら」設立記念市民公開講座から。

 

                             (2月2日()14~16時、奈良市中部公民館)

   テーマ:死ぬときくらい好きにさせてよ~「良い人生だった」と、言えるために~

    講演①「平穏死10の条件」:長尾和宏氏(尊厳死協会副理事長、関西支部長) 

 

 ②「人生の最終段階を自分らしく過ごすために」:宮城信行氏(尊厳死協会

 

なら会長、宮城医院院長)

 

 パネルディスカッション:テーマ「死ぬ時くらいは好きにさせてよ」を考えよう。

 

 

 

 この後の懇親会で、天理市の在宅医さんとお話。4人の医師がチームを組み、更に

 訪問看護師の皆さんを加えて、ネットを組んで、システム(*)を使って在宅医療を

 展開しているとのこと。

 一人の医師で、24時間365日の在宅医療は大変。吹田でもこうしたネットの

 究・導入を考えてみては。他にも同様なシステムもある? 

 

                         (*)KANAMIC NETWORK

 

 

 

 私は、市民塾設立2年目に、会員さんの希望「尊厳死を勉強したい」で、尊厳死協

 

会関西支部長を招いて公開講座を開催。これを契機に支部理事・事務局長を2年前

 

まで担当、現在は支部顧問として、のんびりとお手伝いを。

 

これまで、毎年10回以上の出前講座(各地にお招きいただく)で1時間30分~2

時間、こんなテーマを中心にお話しをさせて来ています。  

      「終活・エンディングノート・尊厳死~あなたらしい最期の迎え方~」

 

 

 

日本では、「死を語る事はタブー」視されてきましたが、漸く近年は、TV、雑誌、新

等で取り上げられるようになってきました。

 

そして今、厚労省がACP(アドバンス・ケア・プランニング)~「人生会議」と命名~

 

を普及するべく力を入れ始めました。これは、人が「万が一の時(命に関わるような

大きな病気やケガをして、命の危険が迫った状態)に備えて、どのような医療やケア

を望んでいるかについて、自分自身で考えたり、信頼する人たちと話しあって、文書

に記録しておこうというものです。

 

 

 

人は誰もが、死を避けられません。自分の最期の在り方を元気な時にシッカリ考えて

文書で残しておくことは、自分の為でもあり、残される人たちのためでもあります。

本人の意思に沿って最期を看取る事は、家族の納得性を高め、悲しみを少なくする事

でもあるからです。

 

 そして何よりも、「死を考える事は、如何に生きるかを考える」ことにもつながるか

 らです。このように考えることで、より納得できる人生を送りたいものと考えていま

 す。                                  以上

 

 

「講演会『がんの予防と早期発見』を終えて」(’18.12.20)

 

 

 

12月16日(日)13時~16時、吹田市メイシアターで「がんの予防と早期発見」のテーマで、国立がん研究センター 社会と健康研究センター 検診研究部長の中山富雄氏を招いて講演会を開催。約200名の市民が参加しました。これは、隔年開催の定期講演会で、今回が5回目。
目標の300人には届かなかったものの、参加者の評価は大変高く、講演会では「大変良かった」「良かった」が100%、オープニングのライブ(ゴスペル、今回初めての試み)では83%が「とても良かった」との評価を頂きました。

 


講演「がんの予防と早期発見」では、ユーモアを交えて、75枚のスライドで。

 

 

 

「予防」については、「タバコをやめるのが最大の予防」「がんを確実に予防できるものはない」「サプリメントによるがん予防は科学的証拠がなく、過剰な摂取はかえってがんになりやすい場合も」「極端な偏食以外は、目に見えた危険はない」「1日30品目のようなバランスのとれた食事が望ましい」などを。

 

 

 

「早期発見」では、「正しい知識で正しくがん検診を受けよう」と、「症状がある時は、検診ではなく病院へ」「検診のご利益は完璧ではない」「検診が役に立たないがんもある」「人間ドックと住民検診を使い分けよう」「対象年齢、受診間隔を知っておこう」などを。

 

 

 

アンケートによると、「分かりやすかった」が最も多く、同時に「検診の難しさは分かったが、自分はどうしなければならないか、をシッカリ考えなければ」とのご意見も多かったです。

 

冒頭のライブは、ゴスペルグループのSOULE of SOLEIL(代表中川誠一郎氏、14人編成)が30分。「聖者の行進」「上を向いて歩こう」などの皆が良く知っている曲から始まって、最後は「SOUL MEDOREY」で、大変盛り上がりました。

 


主催者の挨拶に続いて後藤圭二市長の「循環器病への対応を今後も続けていく」と、新市民病院や来年の国立循環器病センター移転などと合わせてのお話しには、市外の方から「健康・医療を大切に考える吹田が羨ましい」「帰りに早速、健都を見に行った」などの声が寄せられました。

「がんの予防と早期発見」は、国・大阪府の大きな方針であるとともに、当市民塾の目的の一つでもあります。今後も更に、広報を展開していきたいと考えています。
        (アンケートのまとめは、ホームページにアップ)

 

「医療者と患者・家族とのコミュニケーションの大切さ~がん相談から」     (’18年9月)

 

 

現在、吹田市内でがん相談場所を4か所設け、月5回12時間対応しています。

 

  1. 吹田がん情報コーナー(’14年5月~):吹田市役所ロビーで、月2回(13~16時)。

  2. がんサポートカフェ(‘15年12月~):栄通り商店会のファミマのイートインで、月1回14~16時。

  3. 南千里がんサポート(’18年7月~):市民公益活動センター6階のラコルタで、月1回18~20時。

  4. 吹田がん患者・家族会(’10年2月~):男女共同参画センター(デュオ)で、月1回13時30分~15時30分。

 

 

 

これらの相談から最も強く感じるのは、双方のコミュニケーションギャップの為に、がん患者・家族の不安・不満が大きいことです。事例を申し上げると、「そんな事!!本当!!」と思わず声を上げたくなるようなことばかりです。

 

医療者に確認していませんので、本当かどうかは分かりませんが、「そのように感じている事だけは真実」です。多分、コミュニケーションギャップが大きいのではと思います。そこで、以下の提案を。

 

 

 

患者・家族の皆さんに:

 

  1. 伝えたい事、聞きたい事はメモをして、簡潔に。

  2. 説明が分からない時は、その旨ハッキリと告げて、再度説明をお願いする。

  3. 家族・知人と一緒に聞き、一人はメモを担当。

  4. 医師から治療案を示された時は、他の案もないか、そしてそれぞれの案の「メリット・デメリット及びその後の経過予測」を、簡単な表スタイルでお尋ねする。

  5. 心穏やかに。

 

 

 

医療者の皆さんに:

 

  1. 患者・家族の心情の理解を・・「分からない」だらけ。「多くの、大きな不安と迷いの中に」ある。必要により「メモでお知らせ」する。

  2. 患者・家族の悩みに理解を・・「他の治療方法はないのか」。「あなたが決めなさいと仰るときは、判断に必要な情報を分かり易く」

  3. バッド・ニュースの伝え方・・「幾つかのパターンを」。「終末期の気配と緩和ケアについては、丁寧に、納得性のある伝え方を」。「患者と家族には、同じ情報」を。

  4. 自己評価を・・「伝えても相手が分からない時は、伝えていない」事に同じ。

 

 

 

患者納得のルール:相談者の多くは医師との面談で悩み、相談にお見えのようです。

 

  1. 医師と十分にお話しできない時は、看護師さんと。外来では難しくても、入院の場合は可能。

  2. 患者・家族が分かりにくいと思う時は、「院内の相談支援センター」で、納得できるまで相談するよう勧める。

 

 

 

今後:これまでも、以上のような考え方を機会あるごとに、お話をしてきましたが、理解を頂くのは「至難の業」と感じています。それだけ難しい事だと思っています。これからも、機会を求めて、多くの市民と医療者に訴えていきたいと考えています。                  以上

 

 

 

 

 

「吹田ホスピス市民塾」のネーミング(’18.5)

 

 先日の会合で、会員さんから、「当市民塾のネーミングは、どういう意味?」というお尋ねがありましたので、これまでの経緯を下記に。

 

 1.スタート時の名前:「終末期・在宅ホスピスを考える市民塾」                           

  由来:私が大阪市のボランティア養成講座(2H×20回)に参加した

    時、最も強いインパクトを受けたのは、神代医師の講義・・「亡くなっ

    ていく多くの方が大変つらい思いの中で・・・が、実情」でした。こう

    した問題を解決したいというのが、私が市民塾を立ち上げた直接の由来

    です。

  

 2.改称:吹田市の2年間のお世話が終了した時、名称が長くて分かりづら

    いことなどから、現在の名称に改称(‘08年8)、今日に至っていま

    す。

   考え方:「ホスピス」という言葉をホスピス病棟(建物)と考えずに、「人生の

    最終段階を穏やかに過ごせること」と考え、すべての病気をと考えると大変大

    きくなるので、比較的対応しやすい「がん」に絞って活動したい。その延長上

    に、すべての病気がある。

 

 3.「ホスピス」という言葉:上から目線での言葉だということで、最近は(特に外国で

   は)、使われないようになっているとのご意見もありましたが、日本でそうした

   ご意見を頂いたことはありません。また活動上、支障があるとは考えないので、

   当面は、この慣れ親しんでいる名称で如何かと考えています。

 

 

 

13年目をむかえて(’18.3)

 本年8月に設立13年目を迎えます。この間、多くの皆さま方のご支援とご指導を頂いてきました。心から感謝申し上げます。

 これまで、「がんになっても安心して暮らせる吹田のまちづくり」を目指して活動してきました。お陰さまで、「よくやっている」と評価してくださる方もありますが、「ありたい姿…目標・夢」からは、まだまだ遠いです。それだけに、多くのがん患者・ご家族のために「活動のし甲斐」があるし、皆さま方のご理解とご支援を頂きながら、努力を重ねていかねばと考えています。

 

 中期目標を目指して、次のようなことを大切にして活動を進めていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。(「吹田ホスピス市民塾」の末尾記載の「中期目標」を参照ください)

 

1.「吹田在宅ケアネット」の強化:現在、医療者を中心に(市民塾からは3名の世話人が

  参加。催事には多くの会員が参加)11年間、年2回の、世話人会・研究会を重ねて

  きました。

  高齢化は待ったなしであること、人生の最終段階で多くの市民の在宅ケアの希望が多

  いことから、ネット作りと運用システムの整備は急がねばなりません。一層の活動強化

  が望まれます。

 

2.市の積極的な取り組みを期待:後藤市長はマニフェストで「がん」を取り上げてくださっ

  た最初の市長です。大きく期待をしています。’16年4月の新設の「健康医療部」は

  「在宅ケア」を軸に進めていて、「がんには特化しない」とのことですが、在宅ケアの大

  切な業務の一部として是非、「がん患者さんの在宅ケア」にも目を向けて頂きたいと希

  望します。

  数年後の中核市移行の際には「吹田がん対策推進条例」と「推進計画」の実現を期待

  しています。

 

3.がん患者・家族の皆さんとの交流促進:現在、3か所で月4回10時間、場を設けてい

  ます。私どもはピアサポーターとして傾聴を基本にしながら、必要情報の提供、お見え

  になる方の不安をシッカリ伺う中から、不安を解消されたり、お考えをまとめていかれま

  す。まだまだ不十分な点はありましょうが、それなりにお役にたってきていると信じてい

  ます。

  目標は「10か所」です。少しずつ増やしていって、多くの皆さんが10~20分以内に気

  軽にお話に来ていただけるようになるといいなと思っています。        以上

 

 

「ピア」(仲間)として活動しませんか?          (’17.10)

 

がん患者・ご家族の皆さん:がん体験者のピア(仲間)として、お互いに

支え合う活動に参加しませんか? 

がん患者・ご家族の皆さんとのお話しの場を、現在 吹田市内で3箇所・毎月4回・計10時間、持っています。

 

お見えになる多くの方が、多くの、そして大きなお悩みと不安の中にいらっしゃいます。病院の相談センターやご家庭でお話ししにくい事も時間をかけてお話し頂く中から、ご自身の考え方を確かめられてお帰りになります。また患者・家族会では、お悩みは自分だけではない事に気付かれ、明るくなっていかれます。

お見え頂ければ必ずお役に立つと思います。吹田では、毎年2,000人の方ががんに罹患されていますが、お悩みや不安をお持ちの多くの皆さま、気楽にお越しください。

そして良ければ、ピアとしてお互いを支え合う活動に参加されませんか?

 

こんなことができるといいな:         (’17.10)

(1)「吹田がんフェスタ」の開催:毎年1回、メイシアターで、講演会や

   相談コーナーで、がんの予防、早期発見・早期治療、終末期の在宅ケ

   アなどについて、各種医療機関と共に情報発信と相談に対応。多くの

   市民に参加いただく。

 

(2)「マギーズ大阪」の開設:昨年10月に開設の「マギーズ東京」の大

   阪版。1年間に6,000人?の相談者がお見えとのこと。「大阪」

   が西日本をカバーできれば。

 

(3)「吹田がん対策推進条例」と「同計画」の設定:数年先に予定される

   中核市の実現に合わせて、総合的な取り組みを。   以上

 

「がんになっても安心できる 吹田のまちづくり」を目指して                                                         (’17.3.18の総会を終えて)

昨18日の総会で、’16年度の活動報告、活動の評価、会計報告・会計監査報告、’17年度活動方針(及び中期目標)、’17年度予算、役員改選が提案、検討、決定されました。

 

新年度の方針は下記のとおりですが、重点は次の2点です。

 

1.がん患者・ご家族のご相談対応を一層強化。

 

  ○現在の相談の場は、次の3か所で月4回、10Hで、それぞれの特色があります。

   ①吹田がん情報コーナー(市役所ロビー):月2回、各3H。

     ⇒1対1で、皆さんの気持ちのままに、1時間でも2時間でもお話を伺わせて

       いただく。

   ②ファミマ・イートイン:月1回、2H。

     ⇒時間内の出入り自由で、茶菓を持ち寄って、それぞれが自由気ままに、井戸端

       会議の雰囲気で話し合う。

   ③患者・家族会:月1回、2H。

     ⇒司会者を中心に、皆さんが発言、時にはテーマを設定して話し合う。

  

  ○がん相談は本来は、がん診療拠点病院で対応すべきですが、その存在自体もご存

   じない(アンケートによると、ご存じなのは半数)、通院者以外でも相談室で相談でき

   ることをご存じない、治療以外の話がしにくい、長時間になると気兼ね、などの理由

   で、十分に機能していません。

  ○当市民塾の相談の場は、上記のような特色があり、相談者の多様な相談に対応でき

   る特色があります。

  ○昨年の相談件数は、延240人になりますが、それらを通じて、皆さまのお役にたって

   いることを実感しています。

  ○できれば吹田市内に10か所ほどの相談場所ができて、皆さんが気楽に相談にお見

   えいただけるようにありたいと考えています。そのためには、ピアサポーターの増員が

   必要で、新年度も4回目の研修をと企画しています。ご関心がおありになる方は是非

   登録をして頂ければと思います。

 

2.「吹田在宅ケアネット(以下、「ネット」)の強化。

 

 ○昨年9月に組織を会員制に移行、各部会の研修などが始まりました。

  拠点病院、在宅医、ホスピス、訪問看護ST,薬局などで、市民塾も参

  加しています。

  まだ緒に就いたところですが、是非早急に研鑽が進んで、一日も早く 

  「在宅で最期を穏やかに過ごしたいがん患者の皆さんがご希望通りに過

  ごせる」ようなネットとシステムの完成を期待しています。

 

○’17年度方針:

 

 ~「がんになっても安心できる吹田の街づくり」を目指して~

 

1.「吹田在宅ケアネット」に参画、会員制に組織を改革したのを機に一

  層の活性化を図り、吹田地域の「在宅ケア」のネットワークとシステ

  ム化の完成に注力する。

 

 2.吹田市のがん対策計画への積極的な提案。

 

3.患者・家族さんとの交流促進(吹田がん情報コーナー、がんサポート

  カフェ、吹田がん患者・家族会など)。

 

4.ピアサポーター研修の継続実施。

 

5. 健康展(9月2日)に出展。(会の広報・・講演会、情報コーナー、

  各種会合・公開講座のPR)総合福祉会館。

 

6.ボランティアフェスティバルへの参加。5月28日(日)市役所駐車

  場。

 

7.公開講座の開催:2~3回。テーマ:がん患者さんの在宅看取り 、な

  ど(仮)。

 

8.「吹田ひまわりの会(遺族の会)」の活動展開(月1回)

 

9.効果的な広報を更に充実して、会員増に結び付ける。

 

10.「がんの予防と早期発見」の情報発信 

 

11.例会の開催:月1回(活動の活性化、情報交換、研究、運営の検討、資

  金対応、会員増加、等)

 

以上

 

明けまして おめでとうございます。

今年も、ご支援賜りますようお願いいたします。(’14.1.2)

いま、こんなことを考えています。

 

今年:

 

①ビッグイベントの開催:

 日程:10月19日(日)13:30~15:30(予定)。

 講演会:(仮)「がんとどう向き合うか」

 講師:ジャーナリスト 立花 隆 氏。

 会場:吹田メイシアター大ホール(定員1,400名)。

 

 これまで、2年に1回、ビッグイベントを開催してきました。

 鎌田 実先生、A.デーケン上智大学名誉教授、などのご協力を頂き、いずれも

 1,000枚以上のチケットをお求め頂けました。そして、アンケートを拝見してもと

 ても好評で、大変嬉しいことでした。

 

 今年も、こんな企画をしました。是非、ご来場をお待ちしています。

 立花氏は、’09年、NHKスペシァル「がん 生と死の謎に挑む」(同名の書籍あ

 り)の企画に携わり、初の本格的な大型のがん番組として放映されて、一大セン

 セ ーションを巻き起こしました。

 今回、ご多忙な先生が講演を快諾していただけたことは、大変嬉しいことで

 す。

 

②(仮称)「吹田がん情報コーナー」の開設:

 6年前から、「吹田みんなの健康展」に参加。1.5日の会期中に、約200~250

 人の市民の皆さんとお話をしてきました。最も痛感したのは、皆さんが、がん情

 報の探し方にご苦労されていることでした。

 偶々、名古屋市がん相談情報サロンのお話を伺う機会があり、「吹田にも是非」

 と考えました。

 しかし、費用がないところから、まず、「情報コーナー」からスタートしたいと考

 えました。

 昨年5月に、井上市長と「てつやの部屋」でお話する機会があり、市長からもお

 奨めを頂きました。

 市役所のロビー(又は、ラコルタ)などで、毎月2回、持ちたいと思っています。

 そして何年か先には、吹田のすべてのがん診療拠点病院で、「がん患者サロ

 ン」ができると良いなと思っています。

 

③ピアサポーター研修の開催:

 がん患者さんとお話しをするにあたっては、十分な心得が必要です。それが

 なければ、心ならずも患者さんを傷つけてしまう心配があります。

 そこで、日本対がん協会が作成したテキスト・DVDを使って研修会を開催し

 ます。2月に、会員だけで試行して、その上で、開催をと思います。

 

今後:(仮称)「吹田在宅ケア・ネットワーク」

 ’07年6月、「吹田在宅ケアを考える会」が発足(代表世話人;吹田市民病院

 村田幸平診療局長)、年2回、公開研究会を開催してきました。

 世話人会で検討しながら、更に大きな組織づくりができて、がん患者さんの在宅

 ケアが推進できればと思います。

 

                                             以上

第50回公開講座「つどい場さくらちゃんの活動」